ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.42

2014年12月31日

12月25日〜31日、都内の空気は透明になる。この透明感は独特の雰囲気。この雰囲気の中、新宿の商店街を歩くのが楽しい。混雑する新宿の商店街を忙しく歩いているが表情はみんな穏やか。新年を迎え気持ちが高ぶっている人々を見るのも好きだ。
31日は毎年ユニオンのセールの後、友人の居酒屋に行き夜10時頃まで友人たちと、たわいもない話をして帰宅する。新年三日間は毎年同じ予定で行動。この新年が始まる直前の時間がとても好きだ。

2002年1月14日にHPを始めている。ちょうど、いちばん下の子が生まれて直ぐに書き始めたがその子が中学一年生。HP始めてから十数年、あっという間であったが、考えてみたら色々なことがあった。このHPは主にレコードオーディオを書いているが個人的にはその他の趣味も楽しんだ。
ひっそりと自己満足で始めたHPであるが、しばらくすると急にカウンターが上がり、何故かモアと言う名前が一人歩きして有名になってしまったことも…僕自身は名が知られることを好まないので少し変な気持ちである。ひっそりと初めて自分が楽しむHPだったはず。と、思いながらもリクエストに応えなければ、とお人好しの自分に呆れていた。これからも個人的日記として書いていけばまだ続くのかな? ←書いていることは全然面白くないけど…(ー ー;)

80年代のレコード

CDが出る直前の80年頃レコードの音質は絶頂期であったような気がする。邦楽で言えばSONYから出ていた松田聖子の一連の作品が当時優秀録音で賞などを取ったという記憶があるが、80年頃にマイクロ8000、レビンソンML1L、クレルのパワー、JBLモニターで聞いていた僕もその優秀さに驚いた。

ジャズにおいても80年代録音優秀なレコード会社がたくさんある。ユニオンで試聴機が設置され中古品を自由に聞けるようになってからというもの開店時からエサ箱にある1〜2千円で売られている未知のレコードを片っ端から聞きまくった時期もあった。すると80年代のレコードに良質のハードバップ・高音質のレコードの多いことに驚いた。そんな中、自然と集まってしまったレーベルがある。各レーベルごとに特徴のある音質でオーディオ的にも優れたものばかり。80年代のレコードは人気はないがユニオンの新入荷のエサ箱には今でも宝物がたくさん眠っている ←最近は保管場所もないので購入していませんが…

STEEPLE CHASE

初期のSTEEPLE CHASEは少し暗めで細身の音。初期の音質は雰囲気はあるのだがイマイチ好きになれないでいた。80年中頃から急に透明感がある少しメリハリのついた元気な音質になり、好内容のものも多くなる。

BLACK & BLUE

往年の大御所が多数吹き込んでいるが、輪郭がハッキリした太めの音質で演奏内容を一段と引き上げている。どのLPを聞いても全て安定した高音質で安心して音楽を楽しめる。

CRISS CROSS

アナログよりもCDの方が人気があるのかな?僕はCDよりもLPの音を好んでいるがどちらも音質は良い。LPで聞くと太さが加わるような音質に感じ取れる。透明感がありSTEEPLE CHASEのような細身の音ではなく太く元気な音。ある意味STEEPLE CHASEとは対照的かも

GEMINI

僕が一番気に入っているノルウェーのレコード会社。透き通った空気感が素晴らしく爽やかな音質。オーディオ的にも文句無し

PHONTASTIC

このレーベルは好内容のものが非常に多く、また音質的にも優れていてGEMINIと同じように餌箱にあると必ず試聴しているレコード。GEMINIよりも自然と音楽が聴ける感じで高音質だがオーディオ、オーディオしていないところが良い

棚を少し見ただけでもお気に入りのレーベルが出てきて紹介しきれないが、また機会があれば少しづつ書いていきたいと思います…
その他、80年代の良音質のレコードは多く、まだまだ知らない未知のレコードが眠っているはず。何度も書いているが、自称オーディオマニアならメーカーが高音質を謳っている高額重量盤を信用するよりもユニオンなどで試聴しながら自分の判断で高音質かどうか決めるべき... かも

STEREO再考

以前STEREO初期におけるSTEREO優秀録音盤を紹介するページがあったがサーバー移動とともに削除しました。
マイナーなレーベルが当たり前のジャズでは、メジャーと違いまだ実験的なSTEREO初期の失敗録音がそのままプレスされたり、STEREOが一般的になり過去の名盤を擬似ステで販売するなどして、未だにコレクターの間ではモノラル信仰がまかり通っていますが、果たしてそのほとんどのコレクターが両方を聞き比べているか?疑問が残ります。50年代後半のジャズに於いては7、8割はモノラルの方が凄いのも事実ではあるが2割強はモノラルと同等もしくは優っている録音もあることも事実。以前記述したと思うが過去の名盤をステレオ・モノラル両方を楽しめるオーディオマニアならではの楽しみ方をしないのももったいないかもしれません。
さて、手元にある僕が両方を楽しんでいるレコードを重複ではあるが再度思いつつまま取り上げると

JOHNNY HARTMAN / AND I THOUGHT ABOUT YOU

数あるハートマンの中でも特に気に入っているROOST盤。比較すると分厚いモノラルに対して繊細なステレオというところ。だが、ハートマンの声はステレオでも決して痩せていないところが凄い!STEREO・MONO優劣つけがたくそれぞれ良好な録音だが、ステレオ盤を聞いてしまうとハートマンの声がバックの演奏から浮き上がって素晴らしいステージイメージが出来上がる。惜しいかなこのSTEREO盤トラックによっては多少不安定な録音もある。

DODO MARMAROSA / DODO'S BACK !

こちらのレコードも両方楽しめる録音。ピアノの質感がが爽やかなmonoに対してstereo空間がパッと開ける鮮やかさ、ウ〜ム何時もどちらを聞こうか?迷ってしまうレコードでもある。やはりこういうレコードは両方所有してないともったいない!

DAVE BRUBECK / TIME OUT

メジャーなレーベルになるとさすがにSTEREOで極端に悪い録音は少なくなる。むしろSTEREO優秀録音が多い。中でもCOLUMBIAのstereo録音はその空間処理は当たり前で質感に於いても他のレーベルを突き放している。僕が好きなMILES / SOMEDAY〜のstereo盤の美しい質感にも通じるものがあるTIME OUT。こちらも是非両方揃えたいレコードではある。何故かSTEREO盤になると溝なしレコードが多くなる?最近は極端にオリジナルstereo盤を見かけなくなった。

EDDIE COSTA / THE HOUSE OF BLUE LIGHTS

stereoが素晴らしいオススメのレコードである。mono盤が悪いわけではない。stereo録音が極端に良いのだ。昔からこのstereo盤が好きで、またmono盤に比べ極端に安く、綺麗なレコードだけ買っていても数枚は所有しているので昔はstereoが人気のないことが分かるとともに当時のコレクターはstereo盤を聴かず嫌いなところもあったのだろう。
このstereo盤がなぜ安いのか未だに理解できないがオーディオマニアからするとこのstereo盤の価値はmono盤よりも高い。是非聞いていただきたいレコードで鮮烈なピアノ、ベースドラムの質感など現代の優秀録音と何か違うのだろう?難点はレコードのプレスや、薄いかぜ気味などの状態などにより音質が落ちるレコードも存在する。僕も複数枚所有するがレコード状態によって多少音質が異なる

ERIC DOLPHY / IN EUROPE

なるべく、ちょっとめずらしい〜に載せていないレコードを…と思っていたが、最近外せないレコードが IN EUROPE。以前にも書いたがstereo盤ではプレステージが最初だと思うが、これがオリジナルよりも気持ち良いのだ。スタジオの雰囲気そのままの空間がそこにある様。このstereo盤はヴァンゲルダーがカッティングしてないのが良かったのかも。stereo配置としては落第点だけどスタジオ空間、雰囲気が感じられるのが素晴らしく、今ではオリジナル以上にターンテーブルに乗るレコードとなってしまった。

まだまだstereo優秀盤がありますが思いついた範囲で書いてみました。同じ演奏で2つの楽しみ方。これはレコードコレクターだけが味わえるものだと思います
レア盤

コレクターにとってレア盤とは簡単には入手できないものを示すことが多いが、ではレア盤とは?ということになると、基本的には市場にあまり出てこないものや、当時全く売れなかったものなどがある。また演奏内容とはあまり関係がなく、やたら高価な価格で取引されやすい。
当然コレクター各自のレア盤の認識は違うが、所有すると途端にレア盤ではなくなり「あれ、まだ持ってないの?」と始まるから…コレクターの性格って(T ^ T)

僕のレア盤の認識も少し違う。普通に取引される廃盤だからだ。んでもって何故レア盤?
…いわゆるカゼヒキ盤のカゼナシのレコードを熱心に探している。以前に記述した《SOULFUL PIANO / GILDO MAHONES》はカゼヒキ盤しかないよ。とか言っている人もいたが完璧な盤を入手できた。そうなると今まで諦めていたカゼヒキ盤にも期待が持てる。無論MODEなどのようにプレス回数がほどんどないレコードもあるが、プレステージのように数回に分けてプレスされたようなレコードには可能性が高いはず。そのようなレコードが手元に7、8枚あり熱心にレコードセールに向かうわけだ。
僕にとってのレア盤は決してレアではないけれど、お金さえあれば買えるレア盤以上に見つけにくい

THE BELIEVER / JOHN COLTRANE もカゼヒキ盤の多い一枚。プレステージのこの辺の番号は思った以上に難しい

2014年ユニオン年末セールまとめ

ユニオン年末セール。ワクワク感はないが年末TV番組と同じでなぜか見てしまうのに近い感覚。年末には良いものが出るという期待感からかな…さぁて、どこのお店を選ぶかが勝利の分かれ目 ←なんの勝利だ? (⌒-⌒; )

11/22

その第1弾?御茶ノ水でUS廃盤。今回はUS買い付け盤放出ということだが盤質は良いものが手に入ったようで並ぶ人も多いだろうと予想。案の定、9時過ぎに行くも15番目。久々に御茶ノ水に並んだが半分以上は知らない顔…結局最終的には30人位並んでいたが、壁に突進していく人は最初の5、6人人くらい。壁の大物廃盤が一瞬で消えたが1時間後にはほとんどが戻っていた。廃盤を求めるコレクターも以前よりも冷静だった。人気廃盤が2から3万の時には取り合いもあったが、今はほとんどない。いつの間にか廃盤価格が上がり、現実的に壁にある廃盤価格が5万〜30万では普通の感覚をお持ちの人じゃ買えないでしょ!
話は変わってセール前に近くのコーヒー屋で、コレクターの知人に会いiPadを見ながらこれを見かけたらお願いといっていたものを譲って頂き検盤したのが「PORTRAIT OF CANNONBALL」
年末探しているものが有れば早めに行くが「PORTRAIT OF CANNONBALL」は買い替え。小ラベルとオリジナルの大ラベルを持っているが大ラベルは多少傷があり気になっていた。
リバーサイドのpat.No入り初期青大ラベルと言えども昔は安かったのに、近年見るもの見るもの高くて購入する気にはならなかった。しかし実際には最近初期pat.No入り初期青大ラベルで綺麗なものはなかなか出てこないので、高価になるのも仕方がないか。今回はB+で納得できる値段。友人に感謝。帰宅して改めて聞くも満足。キャノンボールを始めブルーミッチェル、ビルエバンス、サムジョーンズ、フィリージョージョーンズと、メンツが良いものね。でも人気があるのはエバンスがいるから?
pat入り初期ラベルと2ndの小ラベルスタンパーは違うが音質はさほど変わらない。しかしリバーサイドではスタンパーで極端に音質が変わるものもあるので注意が必要。

11/29

ユニオン店舗で配布されている年末年始中古セール情報の冊子を見ながらどこへ行こうか決めかねている。今週はあまりパッとしないので、別にどこにも行かなくても良いかなと思いつつも新宿ジャズ館へ。 ←暇だね(~_~;)
11時ギリギリに行くと15人位いたかなぁ。顔ぶれもモダンセールとは少し違うみたい。探しているものも無くて15分で退店、雨もポツポツ降ってきたので御茶ノ水には行かず帰宅。最近はこんな日が多い

12/6

先週と打って変わって今週は大きなイベントが多い。最後まで渋谷に行こうか新宿に行こうか御茶ノ水に行こうか迷った挙句新宿US廃盤セールへ。並んでる人を見に行くだけで特に決めたレコードを狙いに行くわけではないのが寂しい…
9時過ぎに見に行ったら、すでに配布していて2階で受け取ると2番目。今日は分散しているからなと思いつつも拍子抜け。
開店前並んだのは5人だけ??一方CDセールの方は10人以上。店内に入るも検盤したレコードは全て購入には至らず。最近は満足できる状態のレコードはほとんど見かけない。他店に行っても同じだろうとそのまま帰宅。

12/13

セール情報を見ても日本人セールとヨーロッパセール。どちらもあまり興味はないが新宿ヨーロッパセールヘ。開店前には20人と人は多かった。僕は18番目で入店したが早い順番の若い人の殺気が凄かった。はて?今日はそんな目玉があったかなぁ〜と思っているうちに僕が見ている餌箱にまで手が伸びてきて…昔だったらムカッとなるところだが、呆れてその場を離れる。殺気だったその人は「チッ全部抜かれてやがる」と独り言を言っていた。若い頃の僕ソックリと思いながら、結局は何も手にすることはなかった。セール半ばで、まだ1枚。

12/17

用事があり横浜へ。午前中に終わったので赤レンガ倉庫「BILLS」で食事をして馬車道のユニオンへ移動。自動車に自転車を積んでいったので移動は楽で赤レンガ倉庫からユニオンまで7、8分くらいかな。年末セールの残骸がけっこう残っていて1枚ゲット! SOUL BURNIN' / RED GARLAND ジャケットがキレイだったのと5400円という価格に惹かれ傷無しカゼ盤だったけど購入。この盤もなかなか完全盤に当たらない1枚

←赤レンガ倉庫 BILLS のパンケーキは人気があるらしい。
いつも人が並んでいる
1年間でパンケーキやホットケーキをずいぶん食べたが
秋葉原の丸福珈琲店のホットケーキが一番のお気に入り
銅板で焼く、丸福のシンプルなホットケーキが
僕にはあっている
ダイナのA氏に会った帰りに寄る機会が多い

12/20

今週は日本人セール対ブルーノートセール。うーむ、どちらも高そうだ。といっても両方とも欲しいものはない。どうせ並ばないのだし、ゆっくりと両方見るか... ということでお茶の水。暇だったので (何時でも暇だが)早めに自宅を出て、 9時20分に到着し整理券を受け取ったら13番目? 以前のブルーノートセールに比べると少ないので拍子抜け。廃盤ブームも終わりかな?と思いつつ開店前には30人以上並んでいた。さすがブルーノートセールであるが、殆どが見知らぬ顔。店内に入るも一瞬で壁の高額人気盤が無くなるが1時間後には半数以上戻るのはいつもの光景。
驚いたのはレジで会計をしていたサラリーマン風のひと。70万近い買い物をしていた。世の中景気の良い人もいるんだなと思いつつも、僕の手には何故かプレステージ盤1枚? えさ箱の中にプレステージが1枚混じっていたのである。しかも探していたレコードで2160円。皆がブルーノートをたくさん抱えている中で僕一人プレステージを1枚大事そうに抱えている姿は完全に場違いで、異様な目で見られていたような... レジで顔見知りのN氏に聞くと大晦日に出すレコードが混じっていたんですね。と笑っていた。JAZZ TOKYOを出たら雨が降っていて傘もないのでそのまま帰宅。年末セールは、ようやく3枚目をゲット
今週が終われば、あと大きなイベントは大晦日セールのお茶の水と新宿だけとなる。さぁて、どちらを選ぶか?今から悩んでしまう

今回ゲットした「THE NEW BOSS GUITAR OF / GEORGE BENSON 」のmonoは金ラベルでオリジナルだと思う。以前から所有しているstereoは紺ラベルでこちらもオリジナル?だと思うが ...  mono、stereoともに良好な音質

11/23

今年の年末セールは目玉がないのと、レコードに興味が薄れているので少しでも雨が降ったり寒かったりすると、自宅から自転車で10分位の新宿ジャズ館にも行かなくなってしまう。そんなわけで先日の日本人、フリージャズセールの残骸を見に行った。
ニッポンレコードの秋吉敏子マリアーノ・イン・ウエスト・サイド《再発盤はタクトジャズ( JAZZ-12 )トシコ・マリアーノ・カルテット》はジャケットだけを探しているが198000円だと手が出ない。壁に「祭りの幻想」が残っていて盤質Bだと厳しいかな?と思いつつも、32400円だったらと検盤。ジャケットはパンチホールがあるが傷は全くなく盤が汚れているだけ…店員さんが親切で「磨いてみます?」と、液体クリーナーを出してくれたので磨いたら、あらあら?綺麗!このグレードならA/Bでもおかしくはない。ラッキー(^^)/
久々に幸せな気分で1日早い素敵なクリスマスプレゼント

11/27

昨日からインフルエンザぎみに…節々まで痛く大変な夜だったが早めの予防注射のおかげか?回復が早いが今日1日は寝ていよう。したがってユニオン周りは出来ず。今週は横浜関内・渋谷くらいで目立ったセールはなし。今のところ31日も期待できず敗北感漂う

12/31

年末セール最終日。今日は新宿か御茶ノ水。年末セール後、友人と会い年越し蕎麦を食べる約束でどちらかしか行けない。前日のショップブログを見ると ( 個人的には買うものはないけど ) 御茶ノ水が圧倒的かな?と、言うわけで御茶ノ水を選択。
今日は分散するのか?何人くらい並ぶのか?ミドルクラスにお宝があるのか?だけの興味で並びに行く俺って…もはやコレクターではアリマセン。ただの野次馬です。
いつものように4時起きで午前中はやる事もないので電車で御茶ノ水へ〜 9時には着いたが16番目はさすが年末セール。開店時には5〜60人ほど並び最初の10人ほどが壁に突進、30分後には壁に6割ほど戻されるのもおきまりの行事。とにかく僕も含めて皆物欲の塊だから、その混雑は凄く手を入れるのもやっと。 …少し退避して落ち着いた段階で壁に戻った高額品をゆっくりと見て、エサ箱をユックリと見る… 暇はなかった。検盤すらできない込みようで、手に取ったレコードをすぐにレジに持って行き綺麗なのを確かめ購入。そうでもしないと午後2時までの割引に間に合わないし、友人の待ち合わせ時間にも間に合わない。案の定レジ待ちの列はすぐに10人以上。まぁ恐ろしい世界である。

しかし、2014年末セール全体で欲しいものが1枚もないというのも珍しい年であった。年々見たこともないコレクターが入れ替わるのも激しい。燃え上がるのも早いが冷めるのも早いコレクターが多いとのことであるが、こんなに廃盤が高価だと普通の人じゃ遊べない。僕らが始めた頃は3大レーベルでも4〜5千円で有名盤以外ほぼ入手できた頃が懐かしい。今では4〜5千円で買えた廃盤も1〜2万円が普通、中にはレア盤として3万以上するものも…時代は変わるものだ。

ART BLAKEY / PARIS JAM SESSION

午後2時まで15%引に釣られ購入してしまった。6480円だから5508円。このステレオ盤は見た記憶がない。未聴だが音が良いのかどうか?帰宅してからのお楽しみ、もちろん盤質Aは珍しい

MILT JACKSON / WIZARD OF THE VIBES

こちらも盤質B+ 今まで興味はなかったレコードだがswingで綺麗なレコードを見るとつい欲しくなってしまう。10800円の割引で9180円。これも帰宅してからのお楽しみ

RED MITCHELL / HAPPY MINORS

指に触るような深い傷はないようだが表面は汚くとにかく安かった。思わずこちらも購入。5400円で4590円
安いけど少し後悔するかも… 完全に衝動買いだった。試聴出来れば良かったのだがあの混雑の中、身動きさえ撮れず購入するのがやっと、帰宅して傷がなければラッキーという状態だった

友人と年越し蕎麦を食した後、新宿の某居酒屋で鶏鍋年忘れパーティーで今日一日何かと忙しい。
んで、更新の約束していたなぁと思い出し、急いでMacBook Airを自宅まで取りに行き居酒屋でただいま更新中。で、あとはサイトアップのボタンを押すだけ(^。^)
〜 さぁ呑んじゃうぞー、食べちゃうぞー、酔っ払っちゃうぞー 〜
では皆さん、良いお年を(2014/12/31)

・・・・・ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.43に続く・・・・・