ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.27

BLACK PEARLS / J.COLTRANE

廃盤店でよく見かけるコルトレーンのレコードである。しかしコルトレーン・コレクターにとってはなかなか入手しづらいレコードの一枚でもある。プレスティッジの7300番以降のオリジナルラベル(NJ/YELLOW)は極端に少ないうえ、カゼひきでは無いレコードを探すのは至難の業である。そのうえコルトレーンともなると、この時期の未発は非常に人気が高く紺ラベルでも5、6千円するところもあるので参ってしまう。オリジナルの道は険しく終わりがない。こういう世界は端から見るのが一番。笑ってやってください(2008/4/5)

幻の名盤読本・・・すべての始まりはこの本からだった・・・

本格的にオリジナル盤を蒐集し始めたのは「幻の名盤読本」を知人から教えていただいたときからで、それこそ毎日のように見ていた。今となってはたいした内容ではないが、当時は見たことのない名盤ばかりで、ハンターやトニー、コレクターズ、ユニオンと歩き回り、たまに見るピカピカのオリジナル盤も1万円以上はとても買える値段ではなく、泣く泣く手に取ったレコードをえさ箱に返す日々を送っていた。しかし数年後、収集家の集まる会合に顔を出してからと言うもの殆どの「幻」を見て聞いた事が非常に参考になり、コレクターからコレクターへ格安で名盤を手にする良い機会ともなった。しかし先輩方が引退し、そういう会合も無くなると、売り手市場の廃盤店の言い値で取引が始まり、一気に数倍以上の値段で・・・現在は十万円以上当たり前の世界となってしまいコレクターとしては非常に集めにくい時代となったが、たまに「幻の名盤読本」を開くと熱中していたあの時代がよみがえる。

そう言えば僕はジャズの本を殆ど所有していない。手元にあるのはこの3冊、モダンはこの本だけで殆ど足りる。あとはインターネットで調べる程度。最近のジャズの本の内容の薄さが購入しない原因となっているのかも知れない。ゴールドディスクの基準もどこにあるのか?オーディオ雑誌と同様、企業ありきの姿勢をどうにかしない限り読者離れは止められないだろう(2008/4/10)

MODE RECORDS

僕は自称レコードコレクターだけれども、あるレーベルを番号順に揃える趣味はない。集め始めの頃には皆さんと同じようにブルーノートを番号順に集めようとしたが、絶対に聞かない盤まで集めても・・・という疑問がわき、それ以来、将来にわたって聞き続けるレコードだけを集めている。そんな中、例外的に一つだけ全て番号順に揃えた(というよりは知らない間に集まっていた)レーベルがある。それが西海岸のMODEレーベルである。本音を言うと半年前にレコードを整理していてMODEがたくさん出てきた。調べると後一枚だけ無いだけではないか!と・・・むずむずコレクターの性が出て半年間、美品を探したが美品どころか一枚も見ない(汗)昔はよく見たが探すとなると出てこないのはレコード蒐集の難しさ。とうとうヤフオクで落とすことになるが準美品と書いてあったが一枚目は見事に騙される。二枚目でようやく納得出来る状態でやっと記載することが出来る。ちなみに最後の一枚は下のレコード。尚、MODE RECORDSは100〜129番までの全29枚で128番は欠番だが、米VSOPからなぜか128番と130番が出ている。MODEは一部を除いては安いので集めやすいし数も多く出ている。暇な人は挑戦するのも面白いかも?

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雑談 / ALLEN EAGER

さて、ジャズの新譜レコードは何枚くらい売れるのであろうか?僕がレコードを蒐集し始めたときにレコードのセールスからたまたま聞いた話だと、一般的には500枚売れれば良くて、700〜1000枚以上はヒット作品となるらしい。この数字はアナログ時代の話であるが、ジャズに関してはある程度信頼できる数字だと思う。最近(25年前、僅か450枚眼定で発売され、即、完売した白人モダンチナーの雄、アレン・イーガーのお宝音源の復刻盤 。限定999枚シリアル番号入り)などと、触れ込みでセールスしている訳だが、当時を振り返っても即売れという記憶はなく、長いこと新譜コーナーにあったような気がする。そして999枚限定のレコードが未だに新譜コーナーに並んでいるところをみると上の数字が大きく間違っていない気がする。

ジャズ・レコード・コレクターはどのくらい居るのだろう?昔ヴィンテージ・マインが全盛の頃に店主に聞いたことがある。店主によると全国でも7、80人〜100人を超えないのではないか?とのことであった。CD全盛の最近ではどうであろう?団塊の世代がレコードを求めて少しは増えてきたような気がするがコレクターではなく、レコード聞きたさに買い求める人がほとんど。毎週ユニオンのセールで並ぶ人は10人前後、正月などの大セールになると4、50人並ぶことも考えると全国で100人位いるのかなぁ?とも思うが100人ともなると人気商品はオークションでは高くなってしまうのも仕方がないのか。その反面、人気商品が入荷できない廃盤専門店は経営が厳しくとてもじゃないけどジャズ・レコードなどでは食ってはいけない・・・と漏らす店主も・・・(2008/5/2)

アイラー〜幻のSomething differret!!!!! Vol.3

幻だったバード・ノーツのアイラーSomething differret!!!!! Vol.2まではユニオンがDIWレーベルで発売したレコードで聞ける。しかし内容は予想通りVol.1と同じで僕自身としては評価は低い。(ちょっと〜Vol.23参照)たぶん、当時はバード・ノーツVol.1が当然のように売れなくVol.2の発売は断念したのが事実とそれほど違わないのではないのか?と考える。オリジナルSomething differret!!!!! Vol.2はテスト・プレスのみの世界で数枚ということを聞いたが、僕が見ただけでも5枚は見ているので数枚ということはなく2、30枚は作っているはずである。Vol.2はVol.1と同じジャケットに入ってるか、もしくは白ジャケット〜ジャケ無し〜で売られていることがある。残りの幻のレコードはSomething differret!!!!! Vol.3だけである。
ヴィンテージ・マインがあったときにVol.1、2、3とセットで売り出し当時200万円で即売れという話を聞いたがVol.3に関しては店主は購入した人のために内容は言えないとのことだったが、噂によるとトラック違いなどVol.2の曲順がちがいだけなどと聞いたことがあるが想像の域を超えない。このVol.3だけはヴィンテージ・マインの一回のみで後は見たこと、聞いたことがない。※下記の写真はSomething differret!!!!! Vol.2ですがラベルは手作りで後から貼られた可能性がある(2008/5/4)

新宿ユニオンGWセール

毎年恒例のユニオンGWセールは去年ほどの大物が出ずに久しぶりに収穫の少ないセールとなった。5日のブルーノートセール以外は開店前から並ぶ人も去年より少なく、さすがのユニオンといえども廃盤を集めるのは大変だったはずだ
4/29(火・祝):超・ヨーロッパ廃盤セール
大物盤揃いのわりにはヨーロッパ盤の人気がなくなってきたのか?並ぶ人は少なめで10人程度だった。僕はただ見るだけで目の保養・・・・・う〜む40万円台の大物が並ぶとさすがにビビる(汗)    ・・・・・で収穫は2、3千円の小物が2枚
5/3(土・祝):US廃盤セール
こちらはヨーロッパ盤よりも少し多めの人が並んだ。これといった目玉はなく、何となく気の抜けたUS廃盤セールだった。でも安めの盤、お買い得盤も多くあり、最近始めたコレクターにとっては良い機会となったと思う。僕の収穫は盤がピカピカの「D.Byrd / on Beacon Hill」「K,Dorham / The Arrival Of」値段的にもしょうがないかな?という感想

5/4(日・祝):FREEジャズセール
11:30頃ユニオンに到着、ほとんどが再発盤でオリジナルが少ない・・・・・というかオリジナル自体知らないコレクターが多くなった。ここで思わず先述のアイラーのVol.2を見つける。以前に比べて安くなったなぁと思いながら検盤、「ありがとうございます」の声で店員に見送られた
5/5(月・祝):ブルーノートセール
朝5時30分頃行ったら4番目、さすがブルーノートは凄い!ポータブルTVでDVDを2本見終えたところで店員登場で整理券をもらう。たぶん、開店前には40人近く並んだのではないのかな?開店と同時に壁どころかえさ箱にさえレコードがなくなる始末。毎年ブルーノートは買うものがないのだけれど今日は違う。先日僕の好きな「J.Coltrane / Blue Train」を傷つけてしまい後悔していた矢先「Blue Train」のMINT盤が出るというので気合いを入れて並ぶ。ラッキーなことに壁から抜き取ったが値段にひるんだ。しかしこれ以上後悔するのはイヤだと涙ながらお支払い

他のユニオンセールも顔は出すが収穫無し、今年のGWセールはなぜかさびしい年となったようだ。年末に期待しよう。ユニオンさん頑張ってください

※さすがに BLUE TRAIN の NY23 ラベルは全く見なくなってしまった。まぁ仕方がないだろう(2008/5/5)
優秀盤-その二

書くのが遅すぎたがようやく日本版が見つかった。93年プレスだったからもう10年以上箱の中にしまい込んであって隠れ家引っ越しの際、箱の中から見つけ出した。新品で購入したときに凄く音質が良く、オリジナルの音質と聞き比べても遜色のないものに仕上がっていて、当時よく人に勧めたが、最近では中古でもかなりの値段が付いてしまっている。しかしオリジナルの値段から考えるとこの音質で入手出来るのだったら少し値が張っても手に入れるべきレコードであると思う。一番良いのはこの音質のまま再発されることであるが、しかし市場が狭いジャズ業界・・・いつ再発される事やら・・・(2008/5/17)

SIGNAL

シグナルといえばレッド・ロドニーが有名だけどレア度でいうとジジ・グライスにはかなわない。なぜ?という人も多いだろうがシグナルの#1201を見ている人のほとんどが再発ジャケットでオリジナル・ジャケットはロドニー以上に市場に出てこない。しかし再発ジャケットでもレコード盤は同じなので音質的にはかわらない。コーティングが奇麗なオリジナル・ジャケットはおそらく市場では何の音楽か?分からないため不評を買い、早々(コーティング無しのグリーン・ジャケットの)再発ジャケットに切り替わったのではないか?と考えるが、同じような経路をたどったのがインパルスのブルースの真実であろう。(2008/5/24)

※信頼できる関係者から「珍しいジャケットながら2nd」と指摘されました。私の勉強不足で申し訳ございませんでした。ご迷惑をおかけした関係各位様心よりお詫び申し上げます(2008/6/20)

ネットでの宝探し

ヤフオクでの買い物は大きなリスクを伴う。盤が奇麗だという記載のものだけ選んでも勝率?は5割以下であり、とても高い盤は信用があるところ以外は入札できないのが現実だ。神経の細かい国内でこの状態であるから海外でのオークションはそれ以下で、とてもじゃないけど僕には手に負えない。しかし暇があるとネットを眺めている僕にも年に一度か二度は大当たりがある。最近でもスタート1000円でブルーノートの未発のテストプレスが出ていた。ブルーノートの未発では最近1592のソニー・クラークが500000円で出品されていたが世界に数十枚で人気盤ともなると仕方がないのだろう。20年ほど前にセールでこのソニー・クラークとティナ・ブルックスのテストプレスを見たことがあるが100000円だった。このような大物は手にでないにしろ一枚は持っていたいのがコレクターの本音であろうか?僕も終了間際まで入札を控えていたら、僕と同じ考えの人がいて、それでも競り勝ち5250円でゲットしたお宝は86年まで発売されなかったジョン・パットンの「BLUE JOHN (84143)」内容はともかく世界でも数十人しか聞けないバンゲルダーの音を所有しているだけで喜びを感じる大バカ野郎のコレクターである
※ブルーノートのテストプレス盤はジャケ無ししか見たことがない(2005/5/29)

・・・・・ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.28に続く・・・・・