ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.41

美女ジャケ

最近、更新しませんが単純に話題が思いつかないのです。

ユニオンの新宿店には顔を出しますが購入するものはないので
しばらくは自宅で『聞き専』かな?

梅雨の時期は鬱陶しくて、昨年購入した除湿機が大活躍
湿度60%くらいが45%前後に…そうなると音も変わってきて
ジャズ名盤を片っ端から聞きまくっています。
早朝から爆音で聴きまくっていますが、一人じゃもったいない
…といっても、人嫌いな性格は治らず スミマセン

演奏内容?んなぁもの、どうでもイイ。…といってしまいそうな美女ジャケ。ところが、ジャケ通りの演奏内容。中間派tpとpのデュエット。深夜にそっと…お酒とともに…愛人と…部屋のムードが途端に変わる感覚だろうか。もしかするとハードバップとハードバップのあいだに聞いたら新鮮かも。
オリジナルは同じヴァンガードの10インチ2枚。音質は10インチが断然良い。再発カップリングの12インチは音質が落ちる?違うので、ジャケットがなければ無価値と言い切れる。tina louisの裏ジャケットの写真も好きだが、こちらの寝顔も大好き。僕はもしかすると大変態?

このレコード前々回?のユニオンセールで2千円で買ったもの。この年になって中間派を聴く機会が増えたが、中間派って人気ないなぁ。ピカピカ盤でも中間派は市場では人気ないからこんな値段でしょ。(ちなみにオリジナルの2枚も2千円くらいで購入している。)けれど美女ジャケだけでも2千円以上の価値はあるような気がします。個人的には(^_^;)

12インチは10インチのvol.1がA面にvol.2がB面に収められているが曲順が10インチとは違うがなぜだろう?再編集盤になると曲順が違うことが多い理由がわからない。編集者の好みかな?
この12インチには10インチのvol.2から1曲カットされている。う〜む。ますます12インチはジャケット以外価値がない

というわけで、更新はあまり期待しないでください。また書きたくなるまでしばらく時間が空くかもしれませんが、期待しないで待っていてください。 m(_ _)m ( 2014 /6/29 )

近況

家族になって4年目の犬を初めて旅行に連れて行く。子供2人、暴君と私4人で出かける。散歩途中一人でもいなくなるとクゥ〜ンクゥ〜ンと泣き、さがし始める。常に人数を確認しながら散歩する不思議な犬だった。自転車のカゴに乗せ旧軽銀座まで行く途中カワイイ〜と女子に囲まれた。直ぐに暴君がなにしてるの!と…いつでも人の幸せを踏みにじる奴だ… (反論はできないけど)

軽井沢のショッピングモールで犬がやたら着飾ってcool struttin'(気取って歩く)しているのでバカな飼い主だと笑っていたら子供達がペットショップで犬のTシャツ買ってきた…バカな犬も可愛く見えるバカな飼い主はオレだった。

新宿地下道で数年ぶりに知り合いに会う。クラシックの専門書を出したくらいの人で、同時にジャズ喫茶にも通っていた年上の紳士である。音楽ソフトのことはやたら詳しいが、オーディオ機器は得意では無いらしい。以前からマランツのレプリカを使っているのでオリジナルが聞きたいと言っていたので後日、連絡すると30分で待ち合わせ場所に来た。よほど聴きたかったらしい。レコードを聞かすとやたら感心するので、一聴して良いと思うのは人の(その)音に対して無責任だからですよ。日々調整している自分の音が一番ですよ。と言うと、その通りかも。と笑っていた。

あるブログでオーディオマニアがジャズのオリジナル・レコードに関心を持ち日々研究している。オーディオは少しの経験が必要だが、レコードはオリジナルの定義?が解った時点で立派なレコードマニアである。初心者もベテランもない世界。僕もただ長い間蒐集しているだけでベテランと言われることもあるが、知識は初心者と何もかわらない。頑張って良い音を見つけて下さい。オーディオマニアがCD・ハイレゾ・レコード(音源)などのソフトマニアになると最強?ですよ\(^o^)/ ( 2014/8/31 )

名盤

先日、先述したようにマランツ#7・#9に接続してからレコード再生が楽しくなり始めている。この3年間別の意味で、レコード再生をより良く出来ないか?と、わざと#7を避けてきたが、5・60年代のジャズ再生は#7・#9・Hartsfieldで止めを刺すと感じた。この3年間僕の部屋に遊びに来られたのは8人。#7を聞きたい人もいたので、機会があればもう一度お呼びしようと思う。

多分、ここ15年くらいはレコードを集めすぎてB級名盤・隠れ名盤ばかり追いかけていたような気がする。レコード再生はジャケットだけで音が分かってしまうような名盤を避けてきたが、真空管に戻して改めて聞くと、過去感じていた『音』が全く違う。驚いたことに音がくすんだように感じていたレコードが、別の面で魅力のある音になった。これは大変!と聞かずにしまってあった名盤を片っ端から聴く日々が続いている。多分、過去に音質を語った感じ方とは違うレコードも少し出てくるのと思うのでご勘弁を…
一例をあげるとロリンズの風のように吹き抜けるサックス、ラファロの甘美なベースなど嫌になるほど聞いた過去の『音』が新しい魅力的な『音』に感じるのは、僕の感性が変わっただけではないような気がする。そしてもう一つ、#7にして音量がかなり上がった。上げてもうるさく感じないのだ。他のアンプでは音量をここまで音量を上げられなかった。これも一つの理由だろう。

相変わらず2ndの音はクッキリとしている。1stはピアノのタッチがよく分かる感じで、よりノーマルな音質だが演奏の『凄み』が伝わってくるのはHartsfieldが調子良いから?けっしてクスんだような音では無かった
ゴリッ!と感じるロリンズが風のように僕の体を吹き抜ける感覚は久々
何枚も所有しているのでプロモとオリジナル両方聞くが当然のように音質は同じ
久々のラファロは甘美なだけではなかった
このプロモは大昔ユニオンの新宿ジャズ売場が今のロック売場の本館にあった時に4000円で餌箱に入っていたもの。当時のコレクターはプロモを再発盤のように扱っていて見向きもされず、よく餌箱に転がっていた。当然ビカビカでコレクターの会合に持って行ったが『そんなの買ったの』と笑われた。時代は変わりこのプロモはオリジナルよりも高価になってしまった ( 2014/9/7 )
久々にレコードを購入

レコードにもオーディオにも関心がなくなった。と言うよりは他に関心が向いている。最近はもっぱら、都内のうまいもの店巡りと小径自転車。今はオーディオが壊れない程度にレコードを聴くくらいかな?
レコードセールも何を見ても関心がないので近場の新宿ジャズ館しか行かないが、60歳でオーディオ、レコードを止めるのは現実になりそうだ。再び火がつくのか?自信がない。

最近、足代わりに使っているペイント名“Crazy”という小径車、ほぼメンテナンスフリー

処分する
全てを処分すると言ったらある人から止められた。お金や場所に困らないのだったら…
もしもレコードもオーディオも聞きたいという人が現れたらその時に考えよう。
今は小径車の分解組立や、うまいもの店巡りの方が僕にとっては楽しい。

さて、レコードだが先日久々にレコードを購入した。もう数万円、数十万円する高価盤には全く興味がなく、オリジナル格安盤 ( もちろん、傷無し盤 ) だと思わず手が出てしまう。関心がないと言いながら…自分でも呆れている ( 2014/9/28 )

Duke Ellington meets Coleman Hawkins

これ内容はともかくstereo盤の音良かったよなと、10年以上聞いていないが日本盤のような価格なので衝動買い。綺麗で“艶あり”だと、コレクターには殺し文句だよね。最近コンポラやインパルスのステレオは格安にて餌箱に入っているのでラッキーなことが多い

Bobby Timmons / little barefoot soul

オリジナル格安盤と言えばプレステージの紺ラベルも同じで、特に新宿中古センターは狙い目。しかしこの中古センター盤が汚いものがほとんど。しかしオリジナルの値付けは汚いレコードも綺麗なレコードも差がない。なぜかプレステージの紺ラベルは人気があるものないものに関わらず安い?…でもここで綺麗なレコードを見る機会は年に2〜3回かな。おいおい日本盤よりも安いのは本当かよ

Guido Manusaedi trio

以前は高かったよな。ヨーロッパ人気はどこいった。

ジャケット写真

僕がHPを始めた理由の一つはオリジナルジャケットの写真を残す事だった。しかし当時のデジカメは僕みたいな素人には綺麗に撮れず苦労した覚えがある。微妙な色なども表現できずPhotoshopで手を加えるとますますおかしくなっていく。今現在コンデジを使用し明るいところでポン撮りでも綺麗に撮れる。最近のジャケット写真などは手抜きだらけでジャケットを置き上からシャッターを押すだけ…全てカメラ任せ…それでも昔よりも綺麗に撮れる
しかしもう少しカッコよくジャケット写真を撮れないかな?

50年代後半のジャケットはコーティングが施されている。そのコーティングが経年変化のために台紙に圧着され表面に独特の輝きが出来る。最近ユニオンで発売されるブルーノートシリーズのジャケットの凄さを知っている人は多いと思うが、オリジナルを良く表現していると思う。想像するにコーティングをさらに熱圧着して50年代のコーティングの雰囲気をだしているようだ。
そこで、オリジナルジャケットの独特のコーテング感を写せるように少し照明を当ててみた。どうだろう?少しは質感がわかるだろうか? ← 結果うまくいかないなぁ〜

左がいつもの適当な撮り方で、右が少し照明を当てて撮ってみたけど ... ( 2014/10/2 )

Eric Dolphy / Conversations

今さら、ドルフィーですか?などと言われそうだが再発見?
なぜか無性にドルフィーが聴きたくなり棚から最初に手にしたのが「 Conversations 」
久々に見るが覚えているのは FMレーベルではなくVeeJayレーベル。まだまだジャズ初心者だった頃よく聞いていた一枚。聴くのは十数年ぶりかもしれないと思いながら針を落としても「はて?」何か物足りない。
記憶に残っているのはVeeJay盤の音。そう言えば、今はVee Jay盤は持っていないが、あれは確かステレオ盤だった。
昔だったら必死こいて探し出すわけだが、今現在はレコードに興味があまりなく、有れば聞いてみようという程度。しかし、欲がなくなったら不思議なもので、1週間も経たないうちに本日、渋谷のユニオンのセールで綺麗なFMのSTEREO盤を入手した。しかも新宿のセールに顔を出した後、ゆっくりと自転車で渋谷まで行き、開店から1時間は経っていたので当然カスしか残っていないと思っていた。
早速自宅に戻り針を下ろすと「これこれ、この雰囲気。STEREO最高!」
このFM盤、モノラルもステレオも、音がずば抜けて良いわけではないけれど、Conversations のステレオ空間…最高。楽しめる。久々音楽を楽しく味わった ←自己満足です。 ( 2014/10/11 )

雑感

良い音で音楽を聴きたい。
ただ、それだけだった…もちろんオーディオも好きであったから
70年後半、当時の高価なオーディオが魅力的な音を出すことは分かっていた
しかし、ジャズのオリジナルの音を知ると機械だけでは得られない音質が
あることを知った
困ったことにオリジナル盤を再生するのに高価な最新のオーディオでは
満足出来なくなり、いつの間にか5、60年代のヴィンテージ機器に代わってしまった
もちろんマークレビンソン・チェロなどの最新ではないが現代機器も好きであるけど
再生は70年以降の音源に限られてしまう

今まで60年近く(正確には57年10ヶ月だが)運が良く生きているが、楽に暮らせた訳でもない
オーディオもレコード蒐集もいっぺんに揃えた訳でもなく
当たり前のように、それなりの紆余曲折があり、現在に至っている
お金のない時期には泣く泣くオーディオやレコードを手放したり
ローンを組んだりと…結婚をしてからはそれなりに家族を守りながら
生活をしてきた。

他人は人の苦労を知らない
だから表面だけ見て批判する。
僕もよく物欲の塊とか言われるけど、オリジナルレコードに関しても
40年近く都内を歩き回り、より安いオリジナル盤を求めて集めたもので
手に取った80%以上のレコードは欲しくても購入できず
驚くような美品でも泣く泣く手放している
当時からなんでも買えるような経済状態だったら
今頃大コレクターになっていると思う

ブログや他人を批判するのは簡単だ。
僕も批判される。けれど批判することは控えている
今まで歩いてきた道を振り返ると、とても他人を批判出来るような立派な人間ではないようだ ( 2014/10/19 )

あれだけ騒いでいたデング熱が嘘のように静かになった新宿御苑
そろそろ紅葉が ... と、ブラブラ。都内の秋は静かに始まっていた( 2014/11/19 )

MPSなど

寒くなり始め5月から続いていたチャリの出番も少なくなってきた。結局チャリの方はフレームを残して全てのパーツが入れ替わってしまい、飽き足らず別のフレームを発注するというバカみたいなことをしている。

この半年でシフト・ブレーキワイヤーの交換から始まり、ホイール組みまで、いちよう一通り出来るようになったつもりであった。残るはハブ、BBのグリスアップくらいか?と思っていたら突然後輪から異音が…スプロケ、ディレイラー、キャリパーなど外したが、原因が全く分からず??仕方なくショップに持っていくとホイールのニップルが緩んでいただけ…うーむ。やはり経験不足で少し自転車を分解できるようになったからと言っても、いつまでたっても初心者ですね。オーディオと同じかな

オーディオの方はEMT927が突然止まりドイツまで里帰りしたり、Marantz#9をメンテに出している間に#2がメインになったりと色々変化している。湿度がグッと下がりHartsfieldでのレコード再生が絶好調でWilsonの出番がないので、そろそろお役御免?

レコード再生が良いと音楽が楽しくなる。世の中ハイレゾなどと高音質を謳っているが僕には全然良く聞こえないので…いや僕には合わないのでやはり真剣に聴くにはレコードしかないな。オーディオ レコードを手放すと言い切っていた暑い夏はなんだったのだろう?この数年間同じことを繰り返しているような気がしている←いい加減なヤツでごめんなさい m(_ _)m

僕のレコード棚の中はほぼ外国盤。ブルーノートを始め各レーベルごと番号順に収めてあるが、果たしてこのうち何パーセントくらいが国内盤として発売され紹介されているのだろう。もちろん名盤といわれる以外は駄盤も多く紹介されることもなくコレクター以外内容を知らないと言うことも多い。内容がそこそこ聞けるB級作品がいつの間にか超幻!聞きたくても聞けなかった超名盤などと縦て続けに再発されているが宣伝文句ほどの演奏内容であるか疑問であり、僕も何枚か購入しているがそのほとんどが再びターンテーブルに乗ることは少ない。それでも ( ヨーロッパ盤には疎いが ) 見たことがないレコードを聞けることはありがたい。
最近はほとんどレコードを買わないが 7、80年代のヨーロッパレーベルには音質の良いレコード会社が多く、内容もそこそこ楽しませてくれるものも多い。僕が中でも音質的に好きなのがMSPの黒ラベル時代。この頃突然艶やかで透明感のある録音が多くなるが独他社レーベルの影響だろうか?今でも見たことのない黒ラベルMSP ( その他、気に入った音質のレーベルも含めて ) に出くわすとユニオン試聴機で試聴ということを繰り返している。廃盤に比べ全て1000円台で購入できるのも魅力である。誰かが音が良いなどと騒ぐと市場が反応することもあるが大量に出回っているので価格には全く影響がないと思う。機会があれば7、80年代のヨーロッパレーベルを聞くと驚くほどの音質・良演奏のものに出会えるかも。
※録音技術カッティング技術など80年頃レコードの音質は頂点に達していたのかもしれない ... 続く? ( 2014/11/20 )

・・・・・ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.42に続く・・・・・