ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.39

あけましておめでとうございます

年末は慌ただしくメリクリと言い始まったとたん、アケオメ、コトヨロ。まぁ毎年のことで皆さんもお同じでしょうが。
趣味としていたオーディオもレコード集めも冷めたまま1年が過ぎてしまい、特にレコードなどは気軽に購入できないような高額値段になってしまい、趣味として続けるにはとてもじゃないが魅力がなくなってしまった。
昨年はレコード以外で(考えてみればレコード、オーディオにお金を使わないこともあり)衝動買いが多かった。自宅の目の前にショップができたので覗きに行って夏に衝動買いのロードバイク。同じように秋にはデジカメのα7R。デジカメを過去たくさん買ってきたが、Nikon E-950以来のお気に入り。

そういえば年末にレコード通販で唯一信用しているショップから Lita Roza のUK盤を手に入れた。26日に届き少し遅いが僕へのクリスマスプレゼント。レコード蒐集を諦めかけていたので嬉しかった。

本物にこだわる。オリジナルにこだわる。30年前くらいになるが、当時はホンモノを気軽に手に入れられる趣味としてジャズレコード蒐集を始めたが、最近では気軽に集めるという魅力がなくなってしまった。僕が始めた頃は4〜5000円位で、3大レーベルを含めて結構な数の廃盤が手に入った。しかし最近の一枚十万以上するレコードが飛ぶように売れていく世界は異常な世界で、僕には信じられない。このままだとヴィンテージレコードもオーディオと同じ道を歩んで行くような気がする。
昨日の年末セールも並ばずに開店から30分後に新宿ジャズ館に顔を出したが、2〜30人の人たちがレコードを抱えていたが景気がよい人が多いのかな?とも思う。夕方コレクターの知人に会いお茶の水セールの様子を聞いてみたが、開店時4〜50人並び、とんでもなく混乱したようだ。地方から出てきている人が多いのか?普段とは違う人ばかりでマナーの悪さに頭にきた人がたくさんいたとのことで行かなくて良かったと一安心。 世間とは違うけど、どうしても景気が良いとは思えないし、これからも良くなるとは感じないのは僕だけかもしれませんが。さぁて今年はどんな年になるのかな?( 2014/1/1 )

UK盤とUS盤。ともにフラットディスクでスタンパーも盤重量も同じ。でも微妙に音質が違うような気がするがどうしてだろう?ジャケットはコーディングされている分だけUK盤の方が鮮やかだ。今年から画像は400×400(ここ最近はジャケット写真はSONY RX100を使用しています。その前はCANON S90)
整理整頓

数年前からレコード棚からレコードを探すのに苦労している。そこで年始早々仕切り板を作り替えて、整理することを決めた。各レーベル毎に区切って番号順に並べれば探しやすくなるのではないか?という安易な気持ちから始めたが3大レーベルだけでも1000枚を超えるので途中で面倒臭くなり(今日現在)中断している。
昔、ジャズ雑誌で主人公が金持ちのコレクターのレコード棚の整理をする漫画を読んだことがあるが、整理整頓のできない僕も頼みたいくらいだ。


事業をしているときにはA1プリンターが有ったのでインデックス作りも簡単だったが、A4プリンターでの作成になると縦にフチなし印刷しても297mmと少し小さいので間に300mmの黒ケント紙を挟む。ここまでは良かったのだがなぁ~
新しいレーベルではPABLO,STEEPLE CHASE,BLACK & BLUE,CRISS CROSS,GEMINI は好内容で音質が良いものが多く、また1000円前後と安いので長年購入していたらいつの間にか100枚(ドイツPABLOは200枚)前後集まってしまったもの
12/31は早くから親しい友人?と居酒屋で飲んでいて友人を残し、夕方に新宿ジャズ館まで知人に会いに行った時、ちょうど15%引きセールで購入したレコード。7000円くらいで、あまりにも盤が綺麗なので何も考えず買ったが、翌日レコード棚を調べてみると案の定…酔っ払ってユニオンに行くものじゃないなぁ
ピリオドの JONES さんを集めた企画盤で3tp.+p. trioで構成されているが人気はないが好内容。昔は3〜4000円でよく見かけたが
年末にもう一枚購入していたことをすっかり忘れていた。新宿中古センターにて FREE JAZZ ではあるが A.E.O.C.の france 盤(盤質A)。といっても今では買う人もいないだろうが ... 高いときには数万円したこともあったが2800円。3~4日ほど捨てられるようにえさ箱にあったので購入したものだが FREE JAZZ コレクターが中古センターまで来ることはないのであろうか? ( 2014/1/4 )
整理整頓〜所有枚数について

人それぞれレコード棚の並べ方は違う。経験で言うとレコードコレクターは名前順が多く、オーディオマニアに近いほどレーベルで分ける傾向がある。いちよう自称ではあるが僕はレコードコレクターになると思うのだが、かなりオーディオマニアに近いのかもしれない。

先日あるブログでレコードコレクションは1000枚が最適。と書かれていたが賛成である。僕自身は500〜1000枚くらいが満遍なく聴ける数であると思う。以前このHPに掲示板があった時1000枚程度が良い。と書いたら「バカにしているのか!」と反感を持たれてしまった。それ以来所有枚数に関して書くことはなくなったが。
所有枚数で言うとジャズコレクターなど微々たる枚数で、クラシックやポップスのコレクターは数千枚〜数万枚蒐集しているコレクターが数多くいる。では、なぜ聞けないような枚数を所有するのであろう。その質問は『愚』である。それぞれ目的は違えど、他人には理解出来ないものに熱中する遊びが趣味であるからだ。聞こうが聞かまいが自分が満足すればそれで良いと思う。 〜趣味に意味などないのだ〜 仮に意味をつけるのであれば、これは貴重なレコード、高価なレコード、資料的レコードなど自分を正当化する意味でしかない。嘘だと思うのならあなたの趣味について家族や身近な他人に聞いてみると良い。心から賞賛・賛成する人はごく少数であろう。

確かに1000枚以上所有しようが聞けるわけではないが、今ではそれなりの自分勝手な意味、いや、こだわりがある。
僕の場合は資料的な意味よりもオリジナル音質の比較に重点を置いている。これは始めた時の再発盤の音質の劣悪さに起因しているが詳しくは書かない。演奏や演奏者の好みで評価が全く変わってしまうレコード評価。だから、このHPでは演奏内容的なものはほとんど書いてはいない。しかし音質は演奏よりも確かなものでオーディオ機器にかかわらず良い悪いがはっきりとわかる。オリジナルと比較しての音質を確かめていくたびにレコードを多く所有するようになってしまい、結果的に次から次へオリジナルとの比較をしていたら多くのオリジナル盤が揃ってしまったという状態が正確かもしれない。
しかし、僕が音質比較をしたことが、このHPを通じて少しは役立ったのではないだろうか。いや、ジャズレコードの音質について、少しでも何かに誰かに影響を与えていると嬉しい。自分勝手の趣味で他に影響を与える。何かすごいことのようにも感じるが自分を正当化しているだけかもしれない(2014/1/9 )

Blue Note poster

よく続いているなぁー、このホームページ。毎回毎回同じことばかり。もうやめてもいいんじゃないの?との声も聞こえてきそうだが、日記みたいなもので何を所有しているか?確認するために維持しているだけかも … まぁ、趣味だから … f^_^;

中古本を探しにBookUnion新宿に行ったらブルーノートのB2ポスターを発見。普段から部屋に飾るジャズポスターなど興味は無いが額にいれて飾れば、もしかすると観れるかも…と1200円で購入。その足で向かいのビックロの額縁コーナーへ行くが気に入った額縁がなく結局、西口ヨドバシカメラで購入2400円。
でこんな感じになりました。思ったとおりクロ基調だと部屋がしまる。飽きるまで飾っときましょ ← おまえは子供か (^_^;)

で、このポスター…ソニークラークの未発表のジャケットが載っているということは東芝が出したのかな?記憶はないが … まぁドウデモイイか。

レーベルのインデックスを作っている時に思ったのだが80年以降のレーベルでも好内容、高音質のレコードが多い。50枚以下なのでインデックスは作ってないが探してみれば色々と気に入った音質、内容のレーベルを見つけられると思う。50・60年代の名盤だけというのも寂しいような気がする( 2014/1/18 )

Bayd's Eye View / D. Bayd

先日あるブログが終了した。ブログの管理人はヨーロッパ・レア盤コレクター。その視点からのレコード評価は鋭い反面、ある意味トゲもあったが、僕自身参考にさせて頂いた記事も多く残念である。止めてしまったブログも含め、無償にて色々な情報を与えてくれる有益なサイトに訪問している読者のみなさんは改めて考える必要があるのでは…
僕もネットを繋げてから今まで色々な情報を頂いた。そして、その感謝の気持ちで僕が知っている限りのことを書き始めた…

無償で有益な情報を流してくれるネット上のサイトに関して、僕らはまるでそれが当たり前のように感じていること自体が問題で考え直さねばならない。

毎回もう書くことありません、正直な気持ち。ジャズなど無限大にレコードがあるので一枚一枚追求していくと話題もたくさんありそうだが、音質に関してはやはり RVG 中心( US 盤)ということになってしまう。そうなると、とてもじゃないが話題など無いに等しい。
さて、 transition の bayd's eye view 。多くはないが手にするたびに検盤している。理由は?というと、有名な話ではあるが、このレコードA面は RVG 刻印だが、B面は RVG 刻印なし。もしかすると両面 RVG があるのではないか?と探すが…いままで両面RVG刻印には出会ったことはない。オリジナルスタンパーを使用しているので有名な UK 盤( esquire )だが 、UK 盤 bayd's eye view には両面刻印があるのではないかと思いましたが US 盤と同じ。
transition のプロモを見たことはないが、プロモが両面 RVG という期待もあるがおそらく無理であろう。なぜ両面刻印にこだわるのか?このレコード、A面B面の音質に微妙な差を感じるのは僕だけでしょうか?
品質管理などないに等しいマイナーなジャズなどではスタンパー違いなどよくあることで、片面が違うスタンパーなど気にしているのは日本のコレクターだけかもしれない ( 2014/1/30 )

雑談

3回目のダイエット。中性脂肪が多く毎年の健康診断で数年に一度の割合で指摘される。冬場だと数ヶ月で標準体重に落ちるのだが、ダイエット中は食べるために生きていることを実感する。12月初旬に指摘されようやく、あと2kgまできた。2月に商店街の新年会がある。痩せると宴の席で女性の経営者が集まってくる。痩せる方法を知りたいようだ。女性の方が痩せにくいのかな?84kg→65kg、80kg→65kg、75kg→現在
いずれも冬場成功している。なぜか同じことをしても夏場は絶対に痩せない。簡単に書いているが僕の場合67kg位から非常にキツくなる。楽しみもある。標準体重まで落ちるとかがんでも腹が膨らまない。まるでモデルのようだ。

昨日、四谷三丁目で行われたオーディオ会合に参加させてもらい、突然の参加にも関わらず暖かく迎えてくれた皆様には感謝しております。久々にオーディオ熱を感じて楽しく、ただ机を囲んでの会話が非常に新鮮でこういうオーディオ会合もいいなぁ〜 そして僕が乱入したため、お題がメチャクチャになってしまったことを心よりお詫び申し上げます m(_ _)m

その会合で知ったのだが僕の名前モアを使ってレビンソンモジュールを販売しているとのこと。レコード・オーディオ等ネットでの販売に僕が関わることは絶対にないので注意してください

新宿の中古センターにはROCKやJ-POPSを探しにいく。ジャズも置いてあるので見るが、ここのジャズ廃盤は汚くて高い。おそらくROCKの廃盤と一緒に入荷したものだと思うが、B/C盤質がA/B価格。ジャズに関してはおそらくユニオンでも群を抜く盤質評価・価格設定であるだろう。担当者は何を勘違いしているのだろう?ところが年に1、2度ほど他の担当者が値付けしたのではという価格で出るから、ついつい見てしまう。こういう方が僕には面白いのだが…

先日、この中古センターでブルーノートのFlight to Jordanを発見!ジャケットが綺麗で47/63、盤質A/B、耳ありDGなしの2ndプレスだといくら位するのだろう?でも、プライスカードは1800円!よく見ると盤カケと書いてある。納得して検盤するとカケではなくヒビ。おお!見事に割れている。どうやったらこのようなヒビが入るのだろう?三角形にヒビが入っているので変な力が加わると欠けてしまう可能性が…やはり盤には全く価値はない。オリジナルは既に2枚所有しているが1枚裏に書き込みがあり、前からジャケットを探していたので、たまにはこういうこともないとね。( 2013/2/6 )

The Artistry of Tal Farlow

最近、横浜の赤煉瓦倉庫によく遊びに行く。ルートも新宿から横羽線を使わず用賀から第三京浜経由でみなとみらいへ。午前中空いていれば30分くらいかな?赤煉瓦倉庫のカレーパンがマイブーム。たまに無性に食べたくなる。この前カレーパンを頬張りながら倉庫内をブラブラしていてネズミのゴミ箱を発見!可愛いので買ってしまったが自宅で子供に笑われた。バケツの横にアリと草のオブジェが付いている。←ヤッパ子供だ!

このあと馬車道のユニオンまで毎回トコトコ歩いて行くのだが、何時も平日のせいなのか?収穫の経験が今まで全くない。
さて、レコードのことでも書きたいがネタもない。そこでボツにしたネタでも引っ張り出して

ジャケットが短い期間に変わることはマイナーなジャズの世界ではよくあること。the artistry of tal farlowも短期間でジャケットが変わった1枚である。オリジナルは初期ノーグランのモノクロジャケ。数年(2〜3年)後にはカラージャケットで再登場。此の手のレコードはジャケットが変わっても、スタンパーが同じことが多く、企画番号が違ってもオリジナルスタンパーに企画番号を彫ってプレスすることが多い。しかしthe artistry of tal farlowは新たにスタンパーを作ってプレスしている。よほど売れたのであろうか?当然、音質も微妙に違う。オリジナル(1014)は全体に重心が下がった太く何か田舎的な音質?で、再発(1097)は全体にシャープになりエッジが効いて都会的音質。当時機材的にもまさに発展途中で2〜3年でエンジニアたちの感性もドンドン変わっていったということなのであろうか

…と、ここまで書いたがあとが続かないのでボツ...なのだが、最近はこんなのばっか… (T ^ T)
そういうことで完全にネタ切れ!しばらくお休みする?かもしれません。スミマセン ( 2014/2/14 )

あるレコードコレクターの本音 〜ボツになった落書きから〜

廃盤と言われるレコード価格が高額になり、とてもではないが気軽に楽しむ趣味の範囲を逸脱している。ネット上に情報を流し始めた僕や他のコレクターにも問題があるが、その情報を利用してガラクタ廃盤を売りつけ始めたセラーも問題である。世の中、騙す方も騙される方も悪いのだが、良かれと思い流した情報がこのような形で現れるとは思いもしなかった。レコード蒐集は『持てば官軍』であり、多分2000年以降に廃盤の世界に入ってきた人は高額価格には何の抵抗もないはずで、ガラクタ廃盤を掴まされていることにも気づく人も少ない。2000年以前は市場価格〜需要と供給のバランスが取れていて三大レーベルでも売れないものは売れない。とはっきりしていた。今はネット上の情報でもレア盤と書いておけば引っかかる人も多く、ユニオンでも売れ残りの商品が電話などで飛ぶように売れることもあった。しかし時は流れるもので現在多くの高額廃盤が売れ残っている。現在中古市場で最も大きな販売実績を誇っているユニオンでもJAZZだけでなくROCKやCLASSICSなども同じ。それが何を物語るのか?ネット上の情報に惑わされずにレコード蒐集していかないと自己破産につながるし周りにも迷惑がかかる。
僕は現代のベートーヴェンを知らなかったが騙された方も後味が悪い。廃盤蒐集も情報に左右されず自己防衛することが今後後悔しないために必要。自慢している廃盤、所有しているレア盤の価値は近い将来絶対に下がる。自分のためだけ価値のある廃盤を所有するのが賢明。

僕はレア盤という言葉が嫌いだ。レア盤というだけで騙し言葉のように思う。
オーディオ評論家、レコード評論家の自己保身いわゆる提灯記事なども何処かの作曲家と同罪であるとは思わないのか?疑問を抱く人は少なくはないと思うが ( 2014/2/16 )

コレクターが複数枚持つ理由 〜ボツになった落書きから〜

昨日から腰を痛めて身動きが出来ない。暇なので、ベッドの中から今まで没にしたメモを見てアップしている。ボツ・メモなのでアップしてもあまり意味はないかもしれないけど ...

1枚は視聴用、1枚は保存用、もう1枚はトレード用。ジャズのレコードコレクターは同じレコードを3枚所有する。僕がコレクションを始めた時にコレクターの間で言われていた。当時と違い、今は一枚数万円〜数十万。とてもではないが複数枚など所有できない。しかし好きなレコードだったら2枚は持っていたい。今まで2回ほどアームが滑って針を落としている。モノラルレコードにはフェアーチャイルドを使っているので針圧も6gとダメージが大きい。初めて手元からアームが滑り盤面を叩きつけてしまったレコードはブルーノードのデュークピアソン・プロフィール。2回目はJRモンテローズ・メッセージ。2枚とも僕のコレクションの中ではピカピカ盤上位のレコードだったので落としてから1週間は悔やみに悔やんだ。そしてレコードをコンクリートに叩きつけて捨てた。それほど悔しかった。昔から僕は売るという発想がない…今だったらユニオンに処分したかもしれない。それからは無理をしても好きなレコードは2枚以上所有している
複数枚持っているなら売ってくれとよく言われる。トレードだったらいつでも出す。と答える。今でも僕が探しているレコードでトレードに応じてくれるのだったら条件が不利でも承諾するであろう。 ( 2014/2/16 )

お買いもの

昨年はレコードもオーディオもお金を使わなかった。そうなると生活が楽になる?ように感じるが浮いたお金を子供の学費に全て取られてしまった。カツアゲ状態があと何年続くやら…
最近オーディオで甘い音が出るようになったので、時間が許す限り部屋に閉じこもり音楽に浸っているが、まるで青年が淫行をしているようで…部屋を出るとバツの悪さを感じるのはまだまだ気が若いせいなのか?

本当に久々に欲しいレコードが新宿ユニオンのリストに載り、朝早く番号札を取りに行った。御茶ノ水はUS廃盤600枚放出でコレクターはそちらに向かうとの予想が見事に当たり開店時は4人だけ。静かなバーゲンでゆっくりと見ることができた。さて、今日の目的は市場に出てくると、なぜか?キズ盤が多い L.ROZAの10インチ狙い。B+なので期待して検盤したが、軽いスレがあるもののOK状態。値段も予想より2割は安くラッキーかもしれない。
しかし、UK盤DECCAということで録音を期待していたのだが12インチと比べると新鮮さがない。録音が古く?DECCA特有の鮮烈さの微塵も感じないが50年代初期だと贅沢な願望かな ※DECCAの音質に対する期待が大きすぎたが、この頃の録音としては良い出来である

ついでに購入したのが G.MANUSARDI の FREE JAZZ 。前から気になっていたレコードで、今まであまりにも値段が高いので購入しなかったが、最近はヨーロッパ盤の値段が落ち着き、多少だが手頃感が出てきたレコードもある。しかし今回の G.MANUSARDI の値段は綺麗だから買おうか?というレベル。この FREE JAZZ もともと4ビートではないので人気はないのだが、演奏内容からしてまだまだ高いのはレア盤と言われているからだろうか?この他、演奏内容を考えるとまだまだ値段に釣り合わないヨーロッパ盤が多い。
電話で友人のコレクターから御茶ノ水の情報を聞いたが30人くらい並んだようで、US廃盤の人気は相変わらずのようだ。( 2014/2/22 )
試聴ディスク ~Carly Simon / My Romance~

僕の試聴用ディスク。僕のオーディオはこのレコードから始まる。このディスクの声がゾクっとくるようにオーディオをセッティングして、大した音ではないけれど、それが僕の音になっているのかもしれない。だから、調子の悪い時にはこのレコードに必ず戻る。カーリー・サイモン/マイ・ロマンスは90年頃、新宿ユニオンのジャズ売り場が地下にあった時に、新譜で購入したものを未だに使っているので20年以上試聴ディスクとして頑張っている。使用するのはB面だけ。B面通して気持ちよく鳴らないと一日中オーディオから離れないこともあった。このレコードの録音は良好で、可能な限りカーリーサイモンの声に軽く甘さがのるように調整するが、その甘く微妙な音が好き。再発レコードやCDも出ていると思うが、このレコード以外使う気にはならない。この他、数枚ある試聴ディスクは全て女性ヴォーカル。不思議と(インストゥルメンタル)ジャズでの調整は経験がない。( 2014/3/1 )

・・・・・ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.40に続く・・・・・