オーディオ雑記帳 9

オーディオって結局は自己満足の世界だと思う
きっと、人に聞かせるほど良い音で鳴っているわけでもない
しかし、やはり自分の音が最高!と気ままに好きな機器を書いてみた

STEREO SOUND 誌

先週の土曜日、新宿ジャズ館店頭でのガレージセールでSTEREO SOUND 誌が並んだ。驚いたことに創刊号から最新号まで全て1冊100円。3年前の引っ越しの時に全てのオーディオ、ジャズ関係の本を捨ててきてしまい、今更とは思ったが創刊号を見たとたん、懐かしさが込み上げ創刊号〜No.60まで購入。途中抜けているが、創刊号〜No.20まではコンプリートなのでNo.60まで揃えるのは簡単だろう。欠落している号があっても45冊で4500円だもの、購入は当然か。
僕がリアルタイムで読んでいた40〜65あたりまでは今でも面白い。当時は発売日が待ち遠しく、本屋から帰ると一枚一枚丁寧にめくり一字一句見逃さないように読んでいたが、100号あたりからSTEREO SOUND誌は買わなくなってしまい本屋でペラペラめくる程度。なぜ?あの頃のような僕らでも夢が見られるオーディオ雑誌ではなくなったのか?古いSTEREO SOUND誌を久々に読むと、残念というより寂しいに近い気持ちになる(2013/6/6)

雑感 〜心地よい空間〜

オーディオのホームページやブログなど始めることは簡単だ。オーディオのブログなどをみると最初は使用機器の紹介・説明から始まり、リファレンスCD・レコードの紹介、調整の仕方やアクセサリーのことを書くとほぼ書きたいことが無くなる。そこでお友達訪問となるわけで、それでも維持しようとなると今日はこのケーブルで聞きました。このアクセサリーを使いました。やはりこのケーブルが最高です。またまたケーブルを替えました。となる訳で無限地獄に陥る。
ソフト ( 僕みたいにLPなど ) の場合は、題材が無限大にあるから、こちらが書こうと思えば幾らでも書けるので話題に事欠かないが… それでも皆さんが知らないこと、あまり知られてないこととなると行き詰まってしまう。何年も同じホームページやブログをやり続けることは運営している人にとっては大変なことだ。

最近オーディオは全く手を付けていない。毎日のように聞き続けていると音に満足できなくなることがある。いや、不満が出てくるという方が正しいのであろうか?自分の音に自信が持てなくなった時には、僕は1〜2週間音楽を聞かない。それで不満はほとんど解決できるが、それでも不満が解消できない時、始めてオーディオを触る。

さて、シンプルイズベスト。とは思うが音楽を聴くため、心地よい空間を作ることに熱中してゴチャゴチャした空間になってしまったが、インテリアは飽きたらすべて取り去ってしまえば良いことなので、しばらくはこのままの空間で楽もう。値段を考慮すると最近は港北のIKEAに行くことが多いなぁ。

部屋がゴチャゴチャしているのは前面の空間だけでレコード棚の後面などはスッキリと整理している。これもIKEAで購入したチェストの中に小物を収めている (2013/9/1)

あ〜ぁ、またやっちまった!
朝ヨドバシに触りに行っただけなのに
昔、オフクロが言っていたけれど
子供にお金を持たすんじゃないよ。と
孫じゃなくオレのことだったみたい…反省
(2013/11/15)
SONY α7R

新しいデジカメを手に入れてから昨日ようやく時間が空き、同じく最近デジ一を購入し写真を撮り始めた女友達を誘い、新宿御苑まで遅すぎる紅葉を撮りに出かけた

入り口から紅葉は見あたらず終わっちゃったかな?と想いながら奥へ奥へと林の中に
やっと見つけた!しかし時期は遅いのか色がくすんでエンジ色
逆光で撮らないと。と、素人考えで
思った通りの色が
このカメラ良いかも。高解像度以上に思ったイメージの通り撮れる。と、休憩所で自慢げに女友達にiPadに転送して見せると...
友達の撮った紅葉の方が断然素晴らしい。彼女天才かも... もう誘わない(2013/12/4)
※すべてリサイズのみ
今度は SONY RX100

以前住んでいた参宮橋に用事があり、時間が空いたので近くの明治神宮に散歩に出かけた。雨上がりの苑内は雰囲気が良く素人の僕でも良い画が撮れるのでないか?と錯覚してしまうほど。しかし撮りたいときにカメラα7Rがない。幸い、いつも持ち歩いているRX100があったのでシャッターを切ったが、やはり素人。作品?を撮るつもりが何時もスナップショット!これはオーディオと同じかもしれない。僕のオーディオも入門者レベルかも ( 2013/12/14 )

妖艶 ...

あるきっかけでプリアンプをCELLOからLNPに替えて聞いている。改めて思うがCELLOは貴婦人のようで素っ気なく、いつまでも僕と平行線。LNPは娼婦、僕に寄り添うように唄ってくれる。CELLOのようないつまでも憧れの歌手であるかLNPのように僕だけのために唄ってくれる歌手であるか…どちらを選ぶかはその人の感性であろうが
やはりLNPにはアナログがよく似合う。どこか怪しげな秘密を秘めた音。やはり僕にはアナログとLNPには謎めいた、言葉に出してはいけないような妖艶で濡れている大人を感じる。
しかし何台ものLNPが僕を通り過ぎた。中にはLNPを感じさせない酷い状態、音質である機器が多いのも現実、これらの機器が中古やヤフオクで出回り、いったい何人をガッカリさせたのであろうか?残念。僕のところにはLNPを感じさせる機器が数台残されているが40年以上経った今でもその妖艶な音は健在だと感じる。しかし、やがて他のLNPと同じ運命をたどるのに時間はかからないだろう。( 2014/2/14 )

EMT

偶然、僕の部屋にはEMT927と930がある。この2台音質に違いがあるが、実に正確な音を出す。矛盾を承知で書くがこのようにしか表現ができない。強いて言えば927が圧倒的な音と言えるかもしれないが…
多分この2台があるから安心して他のターンテーブルが使えるのだと思う。所有しているターンテーブル、ガラード、トーレンス、レコカットまた、オルトフォン、フェアーチャイルド、FR、SME、デッカなどのアームの組合せで好みの音質に近付けることができるが標準的な音を理解していなければ、他の人が聞けば自分よがりな音となってしまうのではないか?と考えている。なぜEMTが正確なのか?これは所有している人しかわからないのであろう。良い音、悪い音の音質以前に正確な音、レコードの溝に刻まれている信号を忠実に再現出来る唯一のプレーヤーであることを感じている人が僕の周りに少なくとも数人はいる。 ( 2014/2/14 )

オーディオ機器に対する考え方

オーディオ歴というものがあるのなら少しばかり長くやっているのかもしれないが、多少ノウハウが有るくらいで、ほとんど初心者と変わらない。
ここ2週間くらい、珍しくオーディオに熱中している。一昨年ターンテーブルで大きなシステムを組み、その大きさから持て余してほったらかしていたが、ガラードと入れ替えてみた。アームはフェアーチャイルドでガラードのシステムと同じだ。しかし音質は大きく変わり、重心がグッと下がりハーツフィールドが朗々と鳴る。しばらくはこれをメインで聴くつもり。しかし、オーディオは魔物でやがて不満が出てくる。そこからがオーディオの楽しさと苦しみを同時に味わうこととなる。ある人はケーブルを換えたりアームを換えたりカートリッジを換えたり、それこそまるごと入れ換えたりする。僕は基本的には何も換えずに出来ることから始める。ターンテーブルの場合は針圧、セッティング、アームの高さなどで追い込むようにしている。一度でも気に入った音が出たのなら、そこから余り離れず音質を追い込みたい。機器を換え音質もガラッと変われば気分も変わり新鮮に聞こえるが同じことの繰り返しとなり、人によっては買い替え地獄に陥る。オーディオマニアのやり方は人それぞれでどの方法がベストということはない。だから楽しい。僕の場合は(一度でも気に入った音を聞いたなら)機器を変えずに音質を調整する方法を選んでいる。買い換える手間を考えると、一番簡単な方法で、かつ一番難しい方法かもしれない ( 2014/2/15 )

・・・オーディオ雑記帳 10・・・