久々にオーディオのお話でも
大震災以来、オーディオの話を控えてきた。まだまだ避難暮らしをされている方もおられるのに贅沢な話など出来ないと心に決めていた。しかし僕のオーディオ部屋計画は震災前(約3年前)から計画していて、震災前に支払いも済ましていたので、今となっては贅沢なお話だが許してほしいと思いながら書いている。 |
部屋は約33帖でマンションの部屋を2つぶち抜いた。シルバーのSPはウィルソンの7である。5、6、8と聞いてきたが7で落ち着いた
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後方にはレコード棚を配置 |
サイドにはオーディオ棚を配置しているが、共に見えないよう扉を造った。音楽を聴いている時間SPは仕方ないが機器は僕にはない方が良い |
オーディオ棚の後ろには部屋がある |
レコード棚は壁一面に造ったが5000枚しか入らず残りの5000枚は隣の部屋の段ボールの中。いづれ整理しなければならない |
オーディオ棚の後ろの部屋の存在で配線が非常に楽になった。部屋に置いてあるショーケースにカートリッジなどの小物を整理した |
そして、現在このような状態で音楽を楽しんでいる(2012/11/12)
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僕が考える理想のオーディオ部屋
ステレオサウンド誌がいつ頃かは分からないが『音楽が聞こえない部屋の写真』が載るようになった。マニア紹介でも訪問でも、皆揃ったように誇らしげに高価な機器を並べ立てた部屋で、まるでオーディオショップのようなリビング。最近ではよく恥ずかしくもなく、いい親父が自慢げに載るよとあきれ顔。 僕は一枚の写真・・・暖炉のそばにデコラが他の家具と一緒に、最初からそこにあったような自然な感じで置かれていた・・・それは多分イギリスの貴族の部屋だと思うが、こんな部屋で音楽を楽しみたいと長年思っていた。時の流れを忘れさせてくれる部屋、それが僕の理想となった。再開発の話が出たときにチャンスだと思った。そしてまだまだ家具などは揃わないが、時間を忘れられるような部屋が出来つつある。先日、母といっても84歳だが友人を連れてきて部屋を貸してくれというので、デコラから小さな音で音楽を流して部屋を出たら、普段30分もしない間に帰るのに、その日は2時間部屋にいたらしい。そしてまた遊びにきていい?と友人にとっては非常に心地の良い部屋であったらしい。すこしは記憶の写真に近づいたかな?と理想の部屋作りは始まったばかりだ。(2012/12/10) |
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Cello Audio Suite
Celloのパワーアンプは歴代レビンソンの中でも抜群に優秀だと思う。しかしプリアンプについては疑問が残った。Encore プリは2台使用したが手元には残らなかった。Audio Pallette も初期のものとMIVと使用したが、(グラフィックイコライザー・アンプなのに)予想していた以上にソースを選ぶので、僕にとっては使いづらいプリアンプとなっていて、手元にはMIVしか残っていない。Audio Suiteは気になってはいたが、レビンソンのML-1Lからの印象が強いためか、その大きさが気に入らず全く使う気にはならなかった。 |
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オーディオと湿度
除湿器を購入。40畳用だが製造完了品だったので展示品を格安で手に入れた。時季外れだが、最近オーディオが良く鳴ってくれるので、今の湿度で部屋を維持するためだ。現在40%前後だが除湿器を入れると30%まで下がる。ここからは加湿器を使って少しづつ上げていくわけだが、今の時期、加湿器を使っても5~60%が精一杯でそれ以上は上げられない。まぁ梅雨時にはあまり音楽が聴きたくない状態なので湿度をそれ以上上げても結果は分かっているが... |
iPad
僕がaiffファイルに600×600のジャケットを貼り付けた理由は、 MacMini のディスプレイを iPad にミラーリングさせ音楽を聴きながらジャケットを眺めるため。2000枚もランダムに、それも曲シャッフルで流していると何が何だか解らなくなる。iPad の Air Desplay を使いミラーリングさせると曲が入れ替わるごとにジャケットも入れ替わり、とても便利。(もちろん、iPad からの操作も OK だ) |
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RECOKUT PLAYER + FAIRCHILD
プレーヤー道楽も最後かもしれない。ショップに頼んでおいたプレーヤーが届いた。台座の大きさが半端ではなく、ほぼEMT927と同じ大きさであり、部屋に入れてから改めて驚いた。もちろんモノラル専用機だが、愛用のGARRARD PLAYER + FAIRCHILD と少し違うアメリカの音を求めたのかもしれない。設置したばかりでじっくりと調整しなければならないが、電源を落とした後にターンテーブルがいつまでも回っているプレーヤーに何か可能性がありそうで気持ちがよい。(2013/4/28) |
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FAIRCHILD
FAIRCHILDのアーム・カートリッジを使ってきて、一番入手が難しいのがカートリッジ・ホルダー。たまたま以前取引のあったヤフオクで知り合った個人業者の人が親切で昔レプリカで作ったホルダーを全て譲っていただき僕は助かったが、その後、懇願されて何人もの方に差し上げてしまった。ホルダーのネジも秋葉原のネジ専門店で簡単に購入可能だが、地方では入手が少し難しいと思う。と言うのもホルダーの上のネジが少しでも出ていると、うまくアームに入らない。アームやカートリッジは何とか流通しているが、需要があるのかないのか?分からないがカートリッジ・ホルダーはほとんど流通していない。ホルダーを作ってくれたら助かる人も多いと思うが ... 所詮、FAIRCHILDは少数派で無理なのだろう。所有のホルダーはもう譲れない。(2013/5/1) |
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雑感
また一つオーディオ雑誌が休刊となった。まぁ、オーディオという言葉自体が死語かもしれないが、オーディオ雑誌の休刊は当然のことのように感じる。アナログレコードも同じ運命をたどるのも遠くはないことと思われる。僕が青春を迎えた時、オーディオの全盛期だったと思う。純粋にオーディオが大衆娯楽としてそこにあった。FMファンやレコパルなどの音楽雑誌に将来みる夢のオーディオがそこにあった。それは若い僕たちにも少し頑張って貯蓄をすれば手の届く夢であった。 |
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ミニチュアのフィルムカメラを蒐集しているが、カメラど素人だから集めるのが楽しいこともある
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・・・オーディオ雑記帳 9・・・