LNP
LNPについてもう少し・・・RFがLNPのアクセサリーとして付けた(日本製の)ウッドケースについて もしもウッドケースに入れてLNPを聞いている人がいれば、ケースから出して聞くだけの価値はあると思う |
|
|
|
BBC5/1A
Studio K'sのKEFのスピーカーから7/16のような再生音を聞かなければ、いまだに本気でBBC5/1Aを鳴らしてやろうという気持ちにはなれなかっただろう。あの日以来僕は5/1Aを聞き続けているが、なかなか言うことを聞かない。純正のアンプがEL34PPなので、真空管以外頭になかったが試しにML-2に繋ぐと初めて英国の香りが、5/1Aから部屋中に漂った。(ML-2に繋いでいたPM510にマッキントッシュMC-240を繋ぐとほのかな甘い香りが・・・)ようやく5/1Aの片鱗を見ることが出来たが、まだまだ試すことは多い。この英国BBCモニターは底知れぬ力を秘めているようだ ハーツフィールドはプレーヤーにガラードとフィアチャイルドのカートを持ってきて以来、気持ちよく「歌う」ようになった。借り部屋なのでハーツにパワーを入れられないが、小〜中音量でこれほど「歌う」ハーツは経験がない。デコラをハーツのような表現で言うと「奏でる」で、この言葉がデコラの全てを表現している。最新の機器は綺麗な音、美しい音、凄い音で鳴るのは認めているが「歌う」や「奏でる」という表現はうまく出せない気がする コンクリートに囲まれて部屋的には条件が悪いと思うが、それでも「歌う」「奏でる」ヴィンテージ機器は面白い。音質的には最新機器の方が圧倒的に凄いのだが表現での何かが欠けている?と思うのはヴィンテージ機器を使っている誰でもが感じていることかもしれない(8/18) |
|
|
|
marantz#7
僕は何故か他人の音に興味は無い。SS誌の「何とか訪問」を見ても聞いてみたいと衝動に駆られる部屋はずいぶんと前から全くなく、デコラで気品がある音質を手に入れからというもの、ますます他人の音が気にならなくなった。もともと僕のメインアンプはマランツ#7でレビンソンではない(勘違いしている人も多いと思いますが) marantz#7の一体なにが凄いのだろう?と考えることがあるが、一番にあげられるのは音質に対して極端に不満が少ないことだろう。LNPには妖艶な濃い響きが魅力でもあるが、不安定で不満に感じる点も多く(marantz#7のように完成されていないからこそ)長い間取り組んでいる オーディオ機器に何かしら不満が出てきるから、色々とアクセサリーなどで不満を解消しようとする人も多く、ついには機器自体を取り替えてしまうのでは無いだろうか? もちろん、もっと良い音がするのではないか?という気持ちも分かるが、それは逆の意味、知らないうちにそのものに対して不満を感じているからだと思う。 オリジナルのコンデンサーから40年以上経てまともに動くはずが無い。当然な考えではあるが、不思議なことに未だ生きている。しかもその劣化しているはずのパーツを使っていても不満が少ない。有名なStadio K'sにも2台のmarantz#7があるがカップリングはオリジナルのままであり、メインプリアンプとして採用され、その音に驚かれ人も多いと思うが、それが現実の#7である。僕も含めmarantz#7を使っている人はその耳で選んでいる人ばかりだと思うが、中にはどうしようもなく修理され、ただ鳴るだけのmarantz#7を買わされている人も多いのも事実。基本的にはカップリングやボリュームはオリジナルもしくはオリジナルに近い理想のパーツが使われているものを選ぶべきだと思うが、この点が難しく、技術屋に言わすとこのパーツがオリジナルに一番近い、いやこのパーツ以外駄目などmarantz#7に関しては「神様」と言われる人がずいぶんと居るらしい。僕はmarantz#7に不満を感じたとき初めてパーツ交換を考えるだろうが、それまでは今のままでメインの座から降りることは無い |
|
|
|
さて現在、隠れ屋には4台のmarantz#7がありそれぞれ109○○、14○○○,15○○○,17○○○多少好みはあるが基本的にはマランツの音から外れない。それぞれがメインになれる実力があり、音質的は僕的にはベストの状態の物である。デッカのデコラも同じであろうが、これが40年前の音?と驚く人も多いと思う。聞いてみないと絶対に信じられないだろう。まぁ(オリジナル)レコードも同じではあるが・・・ 中身は以下の通り メインは14○○○番。音質差はそれほど無いが109○○番とは良きライバル。好みの問題だが14○○○番が録音マイクの存在が微妙に分かるが109○○番はマイクの存在が消える。このニュアンスの違いは、カラーコードのバンブルビーと160pの違いであろうか? #7の独特の透明感、しなやかさは14○○○番が微妙だが上。 しかし、どれも微妙な差ではあるがすべてに於いて不満は極端に少なく、音楽を楽しんでいる。難しいのは、聞いたとたん気に入らなかったり、酷い音質だったりで、今まで何台もの#7を売ってきたこと。まだ#7が分からない時期に名前にあこがれ手に入れ失敗ばかりしていたことも事実で、大枚をどぶに捨てている。魅力的なアンプだがLNP以上に気軽にお薦めできないアンプでもある |
|
|
レコードラック
「レコードラック使いませんか?」とありがたい申し出があり受けることにした。新居に立派なレコードラックを作り今までのが不要になったということだが、ヤマハのGTラックと同じ材質・寸法で作られていてレコードラックとして使うにはあまりにも贅沢な作りである。もともと整理整頓が苦手な僕にはきちんとアーティストやレーベル別に分ける能力がなくいきなり難題が・・・最初とりあえず大まかにレーベルごとに分ける作業を行い、好きなブルーノート、リバーサイド、プレスティッジ、インパルスだけを段ボール箱から出し並べていったら、すぐにぎゅうぎゅう詰め。後から後から出てくるものだから少しづつ面していく作業だけでも大変。別に好きだからといって番号順に購入していた訳でもないのに1000枚近くありそう・・・(汗 HPを始めてから二年間は色々なお誘いに逃げ回っていたほど、基本的に人と会うのが苦手な人間。ネットで知り合った人とは頑固に会わなかったが、鎌倉のpippinさんがshuksさんの隠れ家に僕を(無理矢理?)引きずり込んだのが最初で、shuksさんお友達のAさんとお知り合いになって今回のお話を頂いたり、Stadio K'sの山本さんの場所でレコードコンサートを行えたりとインターネットとは使い方しだいで素晴らしい夢を見せてくれる場所だと、お知り合いになった皆さんに感謝している。(11/28) |
BBCスピーカー
僕が隠れ家を持つようになってからもうすぐ1年半。早いモノである。その間オーディオでしたことと言えば週に3〜5回通って全てのオーディオ機器に火を点けて調子を見ることであった。もう一つBBCの世界を何とか自分のモノにしたかった。しかしこの1年半もの間50年代のアナログから最新のCDまで同じように表現しようとしたのが間違いで、ヴィンテージJBLのような5、60年代のアナログの音は表現できないことが身にしみてわかった。それならと考えを一新して当初求めていたようにBBCには70年以降のアナログの世界を独特の美音で表現しようとここ数週間隠れ家で本格的に音を追求してみた。最近やっと70年以降のアナログはほぼ満足できる音になり、その世界での「質感」は信じられないだろうがiPodで聞く音質(イヤフォン)に極めて近い気がする ファイナルという重量級プレーヤーから少し古いSPU-GTをML6に入れLNP2を経てML2へ、(普段はML6のフォノだけを通すのだがML6のラインからLNPに信号を入れてみると音が濃くなる。しかし初期のLNPは音が濃いのでML6のフォノだけに戻したが、後期のLNPだったらラインを通す方が良い場合もありそうだ。さすがと思うのはML2のブリッジ。一聴しただけではML2単体と音質は変わらない。しかしじっくりと聞き比べてみるとML2単体の方が表現が一枚上手でML2のブリッジはやや大振りの表現になる。JBL系のスピーカーだとML2のブリッジの方が良くなるのかもしれないがBBCでは違うようだ。上のマッキン240はRogers510用に使用して様子を見ている(1/14) |
|
|
|
カートリッジ
オリジナル盤蒐集前には僕もジャズは日本盤でカートリッジも当時評判の良い最新のカートリッジを使っていた。しかしオリジナル盤の魅力にとりつかれると、だんだんとその再生に不満を持つようになり、カートリッジはGタイプのオルトフォンが主体となり聴いてきた。そこにDECCAやEMTが加わり少しずつ再生の幅が広がった。そして米FAIRCHILDのカートリッジに出会うとまるでヴィンテージ・スピーカーが生き返ったのごとく歌い出すようになる。 FAIRCHILDじつはこのカートリッジはアームとともに2年近くしまい込んでいた。まったく時間を無駄にしたものである。80年以降のオーディオは現在ハイエンドに至るまである程度把握していると思うのだが、それ以前のオーディオはまだまだ知らないことが多すぎる。最近のオーディオの世界は何かを得るために大切な何かを捨てているような気がする。ピュア・オーディオでの商売が成り立たなくなって、職人気質の設計家がいなくなり、ビジネスマンと純粋な数学者しかオーディオに関わらなくなったためであろうか?レコード再生において僕が愛用しているカートリッジでは次のように選別できる。オルトフォン「威厳」EMT「重厚」DECCA「繊細」FAIRCHILD「華麗」という感じか?カートリッジ一つで気軽にこれだけ表現できる世界はCDマニアにはわからない世界かもしれない |
|
|
|
僕がオーディオ、レコードで書きたいことはまだ少しあるのだが、どうもHPにアップすると多少なりとも相場に影響がでるようだ。とくにオーディオなどは趣向の問題。どこかの素人まがい?のジャズ評論家やオーディオ評論家が雑誌などで良いと書いたから良いはずだ!という信者にはならないでほしい。僕は神様でもなく評論家でもなく「あぁ、また適当なことを書いている」くらいの気持ちで読んでほしい。僕は人よりも優れたところなど何もない普通の50間近の中年オヤジなのだ | |
|
|
探せばもう少しあるのだが、所有しているカートリッジの一部?で無くしたカートリッジは数知れず(1/17) | |
LNPについてもう少し・・・2
LNPの入力ゲインだが抵抗が少ない方が好ましいとする人が意外に多く、最大で使う人がいる。しかしこの入力ゲインでも音質が微妙に異なってくる。個体差もあるが入力ゲインを最小から最大の場合に音質は次のように変わるようだ。 |
|
|
|
OFF会
たくさんの方々に「ぜひ聞かせていただきたい」とのメールを頂戴している。読者の皆さんには申し訳ないが全てお断りさせていただいている。理由は自分が納得している音ではないからだ。それでも僅かながら身近な知人で断り切れない人もいる。OFF会全盛のこの頃では、僕みたいに閉鎖的な人も珍しいかもしれないが「自分の音」になるまであまり僕の機器に関心を持たないでほしいと願っている。それほど酷いのだ。 僕の機器を聴いた人の中でごまかしが効かなかったマニアも少なからず居て(そりゃ、当然だよね)、中でも印象に残っている人は「幻聴日記」のM氏、Stadio K'sのY氏、ダイナミックのA氏でこの3人の前では僕はタジタジであった。 |
|
|
|
|
|
誰かが訪問しないと片付けることはほとんど無いから、そう言う意味ではOFF会も良いのだが・・・聞いていただくような音は出ない | |
スペンドールBC2 先日、以前から気になっていたスペンドールBC2を Stadio K's で聞いてその可能性に魅せられた。当日は僕の体調不良で「戯れる会」の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、収穫は大きかった。BC2は極普通の音であるように聞こえるが、英国スピーカー独特の(しかもじんわりと染み出てくる)威厳を感じたのは僕だけではないはず。僕なりに料理をしたらどんな音になるのかと、早々に引き上げた Stadio K's からの帰宅途中ずっと考えていた。音質は値段ではないと感じるがまさにBC2はそういう代表的オーディオ機器。そして広木さんの(BC2での演奏)講演に使用したソフトも素晴らしいものでオーディオ以上にソフトの知識がある人がレコードコンサートを行うとこれほど違うのか!と納得させられた。オーディオはソフト、ハード両方において知識がないとその半分も実力を発揮できないと僕は考えているが、広木さんのCD、レコードに関する知識は素晴らしく、尚かつ説得のあるものであった。 本当に60歳になったらオーディオ止められるのかなぁ?少し不安・・・をいをい!もう「隠れ家」にはスピーカーを置けないぞ!!と思いつつも・・・BC2。 |
|
|
|
運び込んだのは音の殺し屋で有名なあの店長。この店長のささやきは僕には本物の「殺し屋」。運びついでにフェアーチャイルド・カートリッジでのハーツフィールドを聴いて「まさにアメリカン・サウンド」と一言。どう感じたのかは分からないが悪い印象ではなかったようだ。(3/31) | |
A-730
モアはアナログ好きでろくにCDなど聞いていない。との声が聞こえてきそうだがこの一年、新譜CDを月に10枚以上は購入している。2000年以降CDの音質は見違えるほど良くなり、アナログレコードでは逆に表現できないほどの素晴らしい録音も多くなってきた。あるオーディオマニアの話だが、良くなってきた理由として、CDが発表された25年前、当時すでに完成していたアナログ録音技術でデジタル録音をしていたためCDのスペックに録音技術が追いつかず、ごく最近になって、ようやくデジタル録音技術がCDのスペックに追いついたとの推測だが・・・僕も正しいと思う。とにかく(演奏内容はともかく)音質で言うと文句の付けようのない録音が多く、オーディオ的に気持ちの良い音が空間を満たすというのは非常に心地よい。最近まで新譜CDをiPodに入れ聞いてきたが、ようやく隠れ家でもCDを本格的に鳴らしたくなってきた。しかし問題はアナログとCDとの音質の違い。アナログとCDを分け隔て無く聞くのが理想であり、そこに差があってはならないという変な信念があり、今までまともにCDプレーヤーを聞いたことがなかった。アナログに近いという理由だけで購入していたA-730を本格的に備え付けた。一台はアンバラでLNPに、もう一台はWadia Proを経てLNPに通して聞いているが凄いのはA-730単体で音が完成していると思わせるところ。音の押し出しや密度はアナログに似ていて、(たぶん音質的に言うとLINNや最新式の500万円のプレーヤーの方が良いのかもしれないが)80年代のアナログレコードと聞き比べてもほとんど違和感・音質差を感じさせない。アナログに近いとはよく言ったもので、管球王国でも常連になっているのも訳が分かる。Wadia Proを通すと爽やかな音質になるが、現時点では密度的に少し不満が残る。しかしあり合わせのデジタルケーブルなので、この辺を吟味しなければならない。残念でならないのは5、60年代の黄金期ジャズCDはそのほとんどがアナログと比べてみると全然駄目でとくにテープの保存状態の悪いマイナーレーベルは鑑賞に堪えられないものも多く、音質もバランスも不満だらけ・・・とここで書くとまた問題発言になるので・・・とにかく最新録音CDの音質は文句の付けようのないレベルまで達しているように思う(4/7) |
|
|
|
エアコン入れ替え
隠れ家の家庭用のエアコンではとても夏は過ごせないと去年を思い出しながら、「壊れてはいないので申し訳ないが、エアコンがほとんど効かないので、入れ替えても良いですか?」と友人に電話をしたのは1ヶ月前。マンションの管理人である友人がすぐに飛んできて「壊れていないが大家に掛け合ってみよう」とありがたい言葉。そして大家さんが差額の費用を持っていただけるのでしたら業務用のエアコンに取り替えましょうとのことで、「お願いします」と即答で答えた。そして、今日朝9時から入れ替え工事。配管に手間取っていたようで終わったのは2時30分だから結構時間がかかった。家庭用と比べると1.5倍以上は大きく今年の夏は何とか乗り切れそうである。そういえばSHUKSさんの隠れ家は2台のエアコンが夏はフル稼働だったことを思い出して、この時期オーディオマニアの皆さんはきっと同じ事を考えている・・・ような気がするのはなぜだろう(5/10) |
|
|
|
PCオーディオ
基本的には自動車には興味がない。5月末で7年目の車検、その時点では乗り潰すつもりだった。運転するのはキライだが(年も年なので)乗るのは最後かな?と思い最後の買い換えに・・・自動車のグレードなどは全く興味がなく、頼んだのは自動車の色とiPodが直接つなげること、あと嫁さんの車で便利だったバックモニターを付けることと後部座席のDVDモニター。純正のモノでは対応できないとナビを総入れ替え。納車に立ち会う時間がないので、3〜4週間ほどディーラーにて保管してもらっていたが、ようやく納車。 |
|
|
|