ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.45

雑談 IMPULSE など

今年に入りセールで欲しいレコードが無いのでユニオンセールは新宿ばかりであったが、昨日久々お茶の水まで出向く。ユニオンのN氏に会うのは何ヶ月ぶりだろう?出会い頭に「今日何かありました?」と聞かれ「暇だったから自転車で来た」と言ったら笑っていたが、「何か出せるモノありませんか?」とN氏。コレクターに声をかけているようだが、最近はなかなか良いレコードが集まらないとのこと。僕みたいな者にまで声をかけてくるのでユニオン各店舗の担当者も廃盤を集めるのも大変そうだ。

壁の高額盤は見向きもせずにエサ箱で宝探し。あるわけないよなぁ〜と想いながら探すが取り上げるレコードは無し。知り合いのコレクターとしばらく話をして帰る前にエサ箱をもう一度見るとセカンドジャケットの「THE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH」中身はオレンジ艶ありのオリジナル。4320円で少し考え、検盤して傷がないのを確かめ家に持ち帰った。

東京ではインパルスの赤黒ラベル・セカンドは極端に安い。盤質Aでコルトレーンの一部(それでも2000円台)を除いて1〜2000円で手に入る。そういえば知り合いのコレクターがレコード店を回るたびにキレイなセカンドのインパルスを遊び半分で集めていたら殆ど揃ってしまったから「安く買わない?」と言われたことがあったが、それほど豊富に市場にある。さすがに赤黒ラベルだとmono盤はないがインパルスはステレオこそ価値があると一人思っている。セカンドラベルの赤黒は人気こそないが音質は全く変わらない。昔のオーディオ店では標準でインパルスの赤黒が置いてあったのを思い出す。今でもジャズ好きなオーディオマニアに勧めるがオーディオマニアはレコードなどの音質には興味がないらしく、あ・り・が・た・迷惑な顔をして話を聞いている人が多い ( 2015/5/24 )

音質 ★★★★(ステレオ感★★★☆)
転売屋

ユニオンセールで並んでいると若いコレクターから「あいつどこどこの廃盤屋の息子だぞ!」と怒りながら言っている。ユニオンには転売屋が昔からいる。安いな!と思ったレコードが次の日にはヤフオクに出るのは日常茶飯事。大きく言えばユニオンも転売屋だ。しかし彼らが怒っているのはあの店で買った仕入れ先がユニオンだとユニオンの何割増かで買っていたことになるという理由で怒っているのだ。彼らの言うことも、もっともだ。プロの廃盤屋をやっているのなら少なくとも同じセールに並ぶのはまずいと思う。通っていた客を逃がすことになる。転売屋が悪いとは思わない。レコードに限らず中古市場は転売で商売が成り立ってる。。だからどのような仕入れ方法でも良いと思うがレコードコレクターはごく狭い世界で、また正義感の強い人が多いので、顔が知られていると直ぐに非難される。しかしながら地方でユニオンセールなどに並べない人から見ると転売屋にも利用価値があるはずだ。個人的には顔が見えなければ転売屋も非難されることはないので、ユニオンの近場に住んでいる僕も小遣い稼ぎの転売屋には直ぐになれると思うが考えただけで面倒臭いので…無理だろうな。( 笑 )

昨日のお茶の水ユニオンセールでセカンドジャケットの「BALLADS & BURTON / ANN BURTON」をゲット! 中身はオリジナル盤質Aで2160円の10%引き。最近のユニオンセールでは所有している状態が気に入らないレコード本体もしくは、ジャケットの入れ替えを狙っているので整理券も貰わずに最後に入店する。入れ替え可能なレコードを手に入れた日は一日中幸せな気分になる。( 2015/5/31 )

音質 ★★★★(※ステレオ感は初期ステレオのみ。60年後半からは殆どのステレオ録音が完成されている)
再発ジャケットだが、この頃の輸入盤は版権の関係からメーカーのロゴが消されている場合が多い
Stereoかmonoか?

ブルーノート(1500〜1600)、プレステージ(7000〜7100)の録音がようやく終わる。次に始めるリバーサイドに取り掛かる前に考え込んでしまう。200番台からmonoに引けを取らない優秀なstereoがあるのだ。ここら辺が絶対的にmonoが良い初期ブルーノートやプレステージと違うところ。重複して録音したくないので普段よく聞くほうで録ることになるのかな?
思いつくだけでも200〜300で4、5枚優秀なstereo録音がありそうだ。( 2015/6/6 )

音質 ★★★★☆(ステレオ感★★★★☆)
音質 ★★★★
音質 ★★★☆〜★★★★(ステレオ感★★★★)
音質 ★★★☆〜★★★★
音質 ★★★★(ステレオ感★★★★)
音質 ★★★☆〜★★★★
音質 ★★★☆〜(ステレオ感★★★〜★★★☆)※独特のステレオ感がある
音質 ★★★★
Stereo高音質?

JAZZ TOKYOでの廃盤セールで、ステレオ盤に高音質と書いてあることが多くなった。音質はモノラル盤に劣らないものも多いが、ステレオ空間・再現にどうも問題があるような気がする。音質だけをとれば確かに高音質になるのだけれど、ステレオ録音は音質とステレオ空間表現も加味しての評価が正しいと思う。最近のユニオンでの入手した2枚は音質的には問題ないが空間表現が劣る。入手して失敗というところか?stereo評価としては落第点だ。
「booker ervin / the song book」は高音質と廃盤セールで謳っていたけれど…風邪ひき盤ではないだけマシか。「red garland / manteca」のstereoは多分NJラベルしかないと思う。( 2015/6/12 )

音質 ★★☆〜★★★(ステレオ感★★☆〜★★★)
音質 ★★☆(ステレオ感★★☆)
ジャズ アクセサリー

4年間ゴチャゴチャした部屋で音楽を聞いてきたが部屋に飽きてきた。
そこで部屋をスッキリとさせようとアンティークな小さなソファーとスピーカーだけの他には何もない部屋に…

と、思っていたところ、またまたアクセサリーを購入してしまった。

先週新宿ブックユニオンで、黒い肖像〜ブラック・フォトプリント フェア〜をやっていたのでジャズ館の帰りに見に行ったらソウルアーティストの中に2枚だけ白人ジャズミュージシャンが、
価格もジャズ館のオリジナルプリントに比べると1/10の額縁代だけであり思わず購入してしまった。
写真は1987年にプリント販売されたものらしく詳しくは分からない。
またまた部屋が片付かない要因を作ってしまうのは部屋を綺麗にする気があるのか? わからなくなってきた

パネルを壁に掛けていたときに、確かサキコロの時計があったはず。
と、取り出し壁に掛ける。
あれ?ますます部屋がごみごみしてきたぞ!
当分綺麗な部屋にはなりそうもない

気が向いたので横浜を自転車で散歩してきた。
外人墓地の近くでプリンを食す。
僕以外はセレブなおばさまやお姉さまで、店内はいっぱい…まぁイイか。気にせずに前から興味のあったプリンと醤油パンを注文。
なかなか良い感じ、梅雨があけたらまた来るか…
しかし iPhone は質感が良いよね

卵白のムース(だと思う)に卵黄を混ぜて食べると不思議とプリンの味がする
バラバラだと全くプリンの味などしないのに少し不思議な感覚で面白い

帰りに馬車道のユニオンに寄ったが収穫なし。コレクターもほとんど引退だから今度はちょっと美味しいB級グルメでも〜無理か(・_・;

( 2015/6/19 )

久々に PC を開いた。最近更新していませんね、と顔見知りから言われて「あれ?気にしてくれている人もいるんだ。」と、正直な気持ち恥ずかしいような、うれしいような複雑な感覚。今は涼しい部屋で音楽よりも暑い中での食べ歩きですよと答えた。最近も秋葉原近くの高架下に開設された《B−1グランプリ食堂》に行ったが僕の口に合うモノは皆無。しかし、B級グルメはハズレが多く難しいが当たると一日中楽しくなる。
レコードはセール情報を見ても欲しいモノがない。ユニオンさん「頑張ってください」と、無責任に言ってみる。
更新しようとレコードを出して書いてみるが途中で止まるのは何故だろう?まぁ、そのうちにまた更新すると思いますが気長にお待ちください m(_ _)m ( 2015/7/20 )
←虎ノ門ヒルズ前の立ち食いそば屋、並ぶのであまり行かないがたまに食べたくなる。
→パンケーキで有名な銀座雪ノ下。ここの季節限定の果汁を使ったカキ氷はお気に入り。この日はあまりにも暑いので普通のかき氷を食べたが、やはり果汁かき氷が正解?
ふと気づくと店内は僕以外皆女性で、よくジジィが一人で入れるよな と女性たちは不思議顔。でもジジィになると何も気にならない

食べ歩きを初めてiPhoneが大活躍。何度も落としているけれど不思議と壊れない。

寝苦しい夜中に起き出し「世間は夏休みにも入っているし、たまには更新しなければいけないなぁ。」ジャズを聴きながらPCに向かい始めた。僕のHPはレコードの音質に拘り書いているので、10年以上同じことを書いていると、当然ネタがなくなってくる。そのレコードに関する思いやりや内容などを書けばもう少しまともなHPになると思うのだが、そのようなHPやブログはたくさんあり僕の出る幕ではないようだ。←ようするに更新しない言い訳である

THE FOX

ジャズレコード=モノラル盤という先輩が多かった。僕が初心者だった頃の話である。当時ユニオンなどで入手しやすかったステレオ盤などを聞くと酷いものも多く、オリジナルステレオ盤を聞く価値のないモノとして無視していた。
80年代の初め大久保に廃盤専門店が開店し初めて多くのオリジナル盤やステレオ・オリジナル盤に出会い、それまで中古屋に出回っていたレコードがジャズレコードの一部であったことを思い知らされた。店主からステレオにも良いレコードがあると聞いていたが、まだまだ日本のコレクターにはステレオ盤が人気が無かった。しかし20代でお金の無かった当時、安いからとりあえず聞いておこう、という気持ちでステレオ盤を入手していた。ブルーノートでも5000円を超えない時代だったようにオリジナルステレオ盤が簡単に入手できステレオ盤を蒐集するにはラッキーな時代だったようだ。当時のユニオンのエサ箱には国内盤と同じ扱いのようにオリジナルステレオ盤(コンポラ・ステレオのペッパーやロリンズなど千円台で腐るほど見ている状態)が捨ててあった。

そんな中で「The Fox」も当然のようにステレオ盤が簡単に手に入った。ステレオ盤の音質は凄く良いのでモノラル盤をすぐに探し始め、数年後入手すると両方の音質に驚いた。
このレコードはモノラルとステレオでは音質はまるで違うように聞こえる。しかも両方とも良いのだ。モノラルはまるでクリフォードブラウンと演奏したエマーシー盤のような音質。ステレオ盤は管の厚みが見えてきそうな重厚な音質。
この時代のレコードはモノラル、ステレオ盤を比べると音質的に優劣がハッキリするのだが「The Fox」のように両方とも良いのも多少存在する。ぜひステレオ・モノラルとも聞いていただきたいお勧めのレコード ( 2015/8/10 )

音質 ★★★★☆(ステレオ感★★★★)
音質 ★★★★
レコード蒐集を止める方法

35年近くコレクターをしていると、なかなか止めるタイミングが分からない。オーディオもレコード蒐集以上の時間関わっているが、こちらは段々と音質が伴わない法外な値段にとなり、しかも魅力的な機器、聞いてみたい機器が皆無。有名オーディオ雑誌も音質が伝わらない文章を書く(自称)オーディオ評論家ばかりとなり、当然10年以上前から自然と消滅?いや興味がなく止めてしまった。
ジャズレコードだけでもどの位出ているのだろうか?(オリジナル蒐集よりも長い)40年間ジャズを聴いていても僕が聞いたのは、ほんの一部だろう。それほど多い。日本で名盤と言われるレコードはほとんどオリジナル・レコードで聞いたと思うが、今でもレコードは何が出てくるか分からないので、セールに自然と行ってしまう。しかしこの1年は多分ジャズレコードは20枚買っていないかもしれない。昨日も新宿の週末セールに出かけるが購入には至らず。セールなので気になるレコードは抱えるが、検盤前に「このレコード、買っても後何回聞くだろう?」殆どのレコードは購入当日聴いて、その後二度と聴かないだろうと思うと、自然と餌箱に返却となる。と言うことは愛聴盤以外は殆どレコード棚から取り出して聞いていない事になる。オリジナル盤を何枚持っていても繰り返し聴いているのは50枚ないと思う。そう言う訳で段々とレコード蒐集の悪夢から冷めつつある。

近い将来オーディオ、レコードと共に処分する日が来るに違いない。誰か全て引き取ってくれる元気な人はいないかな?1枚1枚処分するのは面倒臭い。…スッキリしたいなぁ…などと考えている

と、いう事でレコードのお話。
学生時代から繰り返し聴いている愛聴盤の「SANTANA ABRAXAS」。オーディオ的にも優秀な録音であると思う。オリジナルはUS盤のKC企画。PC企画は再発であるが音質は殆ど変わらない。米コロンビアの品質管理の優秀さが伺えるが、ロックでは英盤の方が人気があるようだが「SANTANA ABRAXAS」に関して英盤は全くダメ。価格も米盤の方が1000〜2000円前後と断然安い(もちろんポスター付き)。ロックの人気盤はよく分からないが音質よりも(各国テストプレス等)希少なプレスや付属品に重きを置いているようだ。
ロック・ポップスはUSアーティストならばUS盤でUKアーティストならばUK盤で聴くようにしている ( 2015/8/16 )

音質 ★★★★(※ステレオ感評価は初期ステレオ盤のみ)
音質 ★★★★
音質 ★★☆(ジャケットはKC盤が一番鮮やか)
最近は

先週の新宿ジャズ館は久々に興味があるセールだった。とは言うものの並ばずにゆっくりと入店。今回は綺麗なステレオ盤が多く出品していたが欲しいものは手に入らず(当然か)一枚だけ…
「WHEN THERE ARE GREY SKIES」のステレオ盤。紺ラベルで持っているが音がイマイチ。買うつもりは無かったがカゼもひいてなく余りにも綺麗…ウゥ衝動買い…帰宅して聴くとなかなか良い音で鳴る? はて紺ラベルと同じスタンパーなのに何故違う??
と、思って聞き直したら紺ラベルの方微妙にカゼひいていた〜やはりカゼひき盤音質の影響大なり

音質 ★★★☆〜(ステレオ感★★★)
実はセールは「PAGE ONE / J.HENDERSON」がお目当、僕は盤には人一倍厳しいがジャケットにはあまり関心がない。しかし何枚かはピカピカのジャケットで持っていたい。「PAGE ONE」もその1枚。以前から綺麗なジャケットを所有していたが3回の引越しでいつの間にか角打ちが出来てしまった。今回のセールで顔見知りのコレクターがどうぞと譲ってくれたが…角もシャープで綺麗だったが背ずれを見た途端買う気が失せてしまったのだ。残念
音質 ★★★★
話がかわりmacmini。音楽専用で3台ほど使っているがその一台が突然動きがおかしくなり、やがてHDDを認識しなくなった。アップル修理で見積もると…新品を買ったほうが早いし、ほんの少し修理代に追い金するだけで新品に手が届く…仕方なくSSDの128Gを買いに行き、T6とT8のトルクスドライバーを持ち自分で交換。以前やったことがあるので10分程度で完了したが細かいところまでよく見えないので自分でやるのは面倒臭い。結局SSD代8000円で済んだがジジィになると何事も億劫になる
そういえば1月に作ったミニベロ。紹介してなかったが絶好調。
…と、ただの自慢である…それも買い物自慢だけで、58年生きてきて誇れるものは何もない(T . T) ( 2015/9/5 )

★★★★以上は非常に優秀な音質です

・・・・・ちょっとめずらしい?じゃず・レコード盤??? Vol.46に続く・・・・・