MARK LEVINSON LNP-2 serial number 1001 & LNP-2L silver model

僕でいいんですか?
知人から電話が入った

LNP-2にシルバーフェイスがあることは知っていた
レビンソン輸入元社長・中西氏に
マーク・レビンソン氏から送られたものだ
日本においてレビンソンという高級アンプを
異例なくらい数多く売った社長に感謝し
特別に作ったsilver model
確か中西氏の部屋の写真がオーディオ誌に掲載された
同じくレビンソン氏から送られた1001と共に写っていたと記憶している

電話では社長の関係者が所有していたが
高齢で整理したいということらしく
僕の所に電話が入った
偶然にも中西氏のNo.1001を所有している理由らしい

No.1001も偶然だった
あるショップのHPの新入荷に記載されていたので
入手出来ずとも一度は見てみたいと
電話したところ、複数人の予約が...
期待はしていなかったので
売れる前に機会があれば見せてくださいと言う
軽いつもりで電話した
ところがショップから
先約の数人が連絡してもグズグズしている
良かったら持って行っても良いよ
珍しいモデルに対して先約者の鈍い対応に
頭にきたようだ
その日のうちに取りに行った次第
その後のことは以前書いたが
いまだに僕の部屋に鎮座している

後10年オーディオが出来るかどうか?と言う年齢ですよ
と、いちよう断ったが、それでも所有していて欲しい
との事でコレクションに加わることとなった
中西氏の元から離れ離れになり
何十年ぶりかに元に戻った
これは偶然なのだろうか
僕には分からないが理解の出来ないところで
この2台は出会うことを求めていた
オーディオにそのようなロマンがあっても
良いではないか
幸運にも今のところ、お金でオーディオやレコードを売ることは
ないから暫くは僕の部屋でゆっくりと休むが良い (2016/6/26 )

詳細は後日

silver LNPの詳細を載せる前に
電源を入れて聞いてみた
冷たく硬い ... 第一印象だ
前の持ち主が長い間電源を入れていない
直感でわかった
しかし適切な場所で保管をされていたようで
不都合な箇所が見つからない
5〜6時間ほど次から次へと(CDではない)レコードを
かけていたら、ほんのりと音に滑らかさが加わる

僕のLNPの中では一番音質が気に入っている
No.1001
他のバウエンモデルとの音質の違いは
1001に付いているウォーターズの
(たぶん、レビンソン自信が選んだ)
特別な選定?ボリュームの影響が大きいと思う
僕の部屋で一番オーディオを聞いている
ダイナミック・オーディオのA氏は
1001の絶妙な音質(良い、悪い点)を
理解していると思うが
A氏はsilver LNPはまだ聞いていない

もしかするとsilver LNPは
レビンソン氏が何台か作り
米国以外の懇意の輸入会社に送った可能性があるが
パネルの“LNP−2L”の刻印は日本以外使われていないので
中西氏のために1台だけ製作されたように思う

silver LNPも1001のように他のLD2とは違うのか?
まずは部屋に溶け込むような音になるまで
鳴らし続けよう
それからがスタートでsilver LNPの音質が分かると思う
オーディオは音質を理解するまで時間がかかる

有名オーディオ誌の偉〜い大先生のように
数時間のちょい聴きで全てが分かるような
神の耳が欲しい ( 2016/7/1 )

(オーディオ評論家大先生の参照)
http://audiosharing.com/blog/?p=19744

さて、silver LNPの中身だが
きちんと シリアルNo.“1929”が割り振られている
つまり、シャシー以外特別仕様ではなく
製造された約1700台の1台なのであろうか?
今のところ分からない
モジュールはバッファー・アンプ付きのフル・モジュール
バッファー・アンプの有無については
個人個人意見が違うと思うが
これについては又の機会。
写真は撮らなかったが
電源にもシリアルが割り振られている

このシリアルに一番近い“1958”の中身と比べたいが
RFのシールでシールドされているので封を開ける勇気がない
次に近いシリアルは“2369”でモジュールのシールが
全く違うので比較にならないし
あとは1400番台と遡ってしまう
何かの機会になってしまうが
silver LNPが特別仕様かどうか?
そのうちにじっくりと“1929”“1958”と比べてみたい ( 2016/7/3 )

余談だが
少し部屋の整理をしている
色々な小物が出てくる
カートリッジが(Faiechild、EMT)数本
無くしてしまったと思ったアーム(FR-64S)
などは業者からメンテが終わり箱の状態のまま
忘れていた
レビンソンの電源なども整理のため棚から出し清掃
(付箋は電源のシリアルNo)
この他、レビンソン電源は型番がない初期のモノも数台有る
まだまだ引っ越してから開けてない箱も多い
でも腰が弱いからオーディオ整理はなかなかはかどらない
年を取ってからのオーディオは大変だ
LNP2のゲインは最初期(0-10-20-30-40)→初期(0-10-20)→中期(0-10-20-30-40)→後期(0-5-10-15-20)と変わる
以前このHPで書いたことがあるがLNP2とゲインの関係は
0dB(陰影・繊細さ)〜20dB(力強さ・透明感)〜20dB以上
(力強いが微妙に粗雑感?が出てくる)のように感じる
今までLNPはゲインで性格(表現)が変わると積極的には活用していなかった
先月ある人がLNPはこのポジション(ゲイン)じゃなきゃダメなんだよなぁ
と、使っている人の会に出て、初めて確信を持てた
陰影を求めるあまりゲインをあえて変えない事が多かったが
再認識できる出来事だった
やはりゲインにより表現が変わるLNPを積極的に活用すべきだ
新たなLNPに出会えるように
LNP使いは下記ページを参考にしてほしい ( 2016/7/9 )
参照ページ
http://audiosharing.com/blog/?cat=7
webを見ていて面白いことに気づいた
silver LNP のシリアルNo.は1929
この1番前のNo.1928がハイファイ堂で売られていたのだ
dB GAINを見ると0-10-20
1929のdB GAINは0-10-20-30-40
ということは
No.1001〜1010 dB GAIN 0-10-20-30-40
No.1011〜1928 dB GAIN 0-10-20
No.1929〜○○○○ dB GAIN 0-10-20-30-40
No.○○○○〜2667 dB GAIN 0-5-10-15-20
ということになる
○○○○が知りたいな

もう一点
No.1928の電源シリアルNo.1815 PLS-150
silverのーNo.1929の電源シリアルNo.1829 PLS−153L
売られているLNPの電源が購入時から変更されていなければ
電源もgainと共に変更されていたことになる

あくまで想像だが
最初の10台はプロモーション用に作られ
それ以降はgainが簡素化され
正規の生産体制に入る
何かの理由?があるのか分からないが
1929よりgainが変わり電源が変更
その後、LD3の搭載が理由でgeinが変わった
ということだったのだろうか?

しかしwebにはいろいろな情報がある ( 2016/7/16 )
参照
http://www.hifido.co.jp/KW/G--/P/A10/J/60-15/S0/M0/C16-05691-94977-00/

Mark levinson 木枠のネジ

少し前まで純正の木枠に付いていた
丸皿タッピングネジが普通に売っていたが
最近は(平)皿ネジになってしまい
取り付けても何か雰囲気に合わない

僕も木枠を外したり付けたりしているうちに
ネジを紛失してしまい
丸皿ネジを探し始めた
M4のプラスティック・ワッシャーや飾りワッシャーは
どこでも入手可能だが
丸皿ネジは東急ハンズやホームセンターへ行っても置いていない

ネットでヒットしたのは業務用のネジ
50個、100個単位だが仕方がない
高いものでもないので注文したが
丸皿タッピングネジは需要がないらしい

大きさはM4・16mm
ネジ穴がバカになっている箇所もあったので
木工ボンドを爪楊枝で軽く塗り
乾燥させるときちんと閉まる
レビンソンには色々な意味でヒヤヒヤさせられる

しかし取り付けると
遠目には分からないのだが微妙に飾りワッシャーと大きさが合わない
仕方がないのでゆっくりと探すことにしよう
 ( 2016/7/18 )


この他、思いついたことがあれば書いてゆくつもりです